化学繊維(ガラス繊維)

化学繊維(ガラス繊維)の業界分類
化学繊維(ガラス繊維)の業界定義
溶融ガラスを延伸して得られるテキスタイル形状のガラス繊維(グラスファイバー等)を製造する。

化学繊維(ガラス繊維)の業界概要

複合材料化で多用途に活用 19年の出荷額は2278億円(工業統計)
特殊なガラスを繊維状にしたのがガラス繊維。ガラスを高熱で溶かして水あめ状になったものを引き延ばすなどして、糸状の長繊維と綿状の短繊維をつくる。長繊維は織物としても使われ、不燃性カーテンなどにも使われる。「グラスファイバー」とも呼ばれる。エポキシ樹脂など、熱を加えると固まる「熱硬化性樹脂」や、熱を加えると溶けて冷えると固まる「熱可塑性樹脂」と混ぜて、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)としても使われる。重さが鉄の5分の1と軽くて強度が高い利点を生かして、自動車の部材やプリント基板など用途が広い。
その他ガラス繊維強化熱可塑性樹脂(FRTP=自動車部品、電気絶縁部品、機械の潤滑部等)、ガラス繊維熱硬化性樹脂(FRP=釣り竿、研磨材等)、ガラス繊維セメント強化板(GRC)、ガラス繊維強化ゴム(FRR=タイミングベルト、タイヤ、ホース等)、ガラスペーパー(=合成樹脂系床材、壁紙、電気絶縁用基材)などがある。(2022/09/06調査)
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化学繊維(ガラス繊維)の市場動向

21年生産量は長繊維16.6%増、短繊維1.6%増
経済産業省の生産動態統計によると、ガラス繊維の国内生産は2003年にピークに達したが、その後は趨勢として減少傾向が続いている。20年の出荷額は8.3%減の1604億円。長繊維の伸び悩みは、軽量化が進む金属や、炭素繊維を使った強化プラスチックなど代替品との競争が激しくなっていることが背景にある。需要家の自動車や電機などの国内生産が伸び悩んでいる影響も大きい。
一方、短繊維の国内生産は16万7000トンまで落ち込んだ09年を除いて20万トン前後の水準を維持しており、長期的に大きな減少トレンドにはない。断熱材など建材用途は東日本大震災からの復興需要もあり、一定の水準は保ったまま市場は推移するとみられる。(2022/09/06調査)

化学繊維(ガラス繊維)の競合状況

日東紡の今期、電子材料用グラスファイバー好調
日東紡は約27億円を投じて福島県に総合研究所を新設。これまで分散していたメデイカル研究開発、スペシャリティケミカル研究開発等を統合、ガラス繊維部門を含めた研究・技術開発の機能を集積させた。22年3月期の業績は、5G市場の広がりから機能材分野で増収増益。強化プラスチック用途の複合材が堅調。設備材はガラスクロスが低調。
セントラル硝子の22年3月期は電材分野の出荷が好調。(2022/09/06調査)

化学繊維(ガラス繊維)の関連企業

日東紡績株式会社
各種繊維、繊維工業品及びグラスファイバー製品等の製造、加工及び販売
ニチアスセラテック株式会社-
ロックウール、アルカリアースシリケートウールおよびそれら加工品などの無機繊維耐火断熱材の製造販売
レギュラーコース月額基本料入会月無料

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