ガス供給サービス

ガス供給サービスの業界分類
ガス供給サービスの業界定義
都市ガス、LPガスの供給サービスを行う。

ガス供給サービスの業界概要

都市ガス事業者、私営・公営合わせて全国に193
燃料としてのガスを需要家に供給する事業を指す。液化天然ガス(LNG)から作るガスを導管で供給する都市ガス事業と、主にボンベに詰めた液化石油ガス(LPG)を届けるLPガス事業がある。
都市ガスは、供給基地から需要家各戸まで導管を敷設するコストがかかる。2017年4月のガス小売り自由化実施に伴い、都市ガス事業は「ガス製造事業(LNG基地事業)」、「一般ガス導管事業」、「ガス小売り事業」に細分化された。日本ガス協会によると、かつての都市ガス事業者に近い形の一般ガス導管事業者は、2020年11月末現在で全国193事業者(内訳は私営173、公営203)。需要家は2714万件(内訳は家庭用が2593万、商業用が92万、工業用が4万など、2019年3月末現在)。小売り自由化と合わせて、ガス大手(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、西部ガスHD)の導管部門の法的分離実施、LNG基地の「開放3本柱」で都市ガス事業の改革が進む。(2022/05/01調査)
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ガス供給サービスの市場動向

LPガス大手5社、「グリーンLPガス」共同開発へ
都市ガス、LPガスとも、市場環境に不安材料が多い。特にLPガスの国内販売量は伸び悩んでいる。LPG大手5社は21年10月、製造時の二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにできる「グリーンLPガス」研究・開発する「日本グリーンLPガス推進協議会」を設立した。2050年に国内のLPガス需要のすべてをグリーンLPガスでまかなうことを目指す。アストモスエネルギーや岩谷産業、ENEOSグローブ、ジャパンガスエナジー、ジクシスが参加する。
公営ガスで全国2位の大津市(滋賀県)ガス事業の民営化を巡り、同市は18年10月に優先交渉権者として大阪ガスを内定した。資産を保有したまま民間に運営を任せる「コンセッション方式」は、都市ガスでは全国初となる。福井市は2020年4月1日、ガス事業を関西電力、北陸電力、敦賀ガスが設立した新会社「福井都市ガス」に譲渡。同社は福井市中心部での都市ガス事業を開始した。(2022/05/01調査)

ガス供給サービスの競合状況

ウクライナ侵攻でLNG高騰、先行きに厳しさも
都市ガス大手4社の2022年3月期連結売上高は前の期に比べて増加した。東京ガスは2兆1451億9700万円、大阪ガスは1兆5868億7900万円。東邦ガスは5153億1300万円、西部ガスホールディングスは2152億7300万円。ただ、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、都市ガス原料のLNG価格が急騰。今後は厳しい情勢が続きそうだ。
大手4社の顧客数は1649万1000戸(ガス契約のみ)、全国需要の約7割を賄うが電力会社のガス小売り参入もあり、減少傾向にある。小規模事業者が多数あるが、供給地域が重ならないため直接競合はない。(2022/05/01調査)

ガス供給サービスの関連企業

東京瓦斯株式会社
ガスの製造・供給および販売/ガス機器の製作・販売およびこれに関連する建設工事/冷温水および蒸気の地域供給/電気供給事業
大阪瓦斯株式会社
1.ガスの製造、供給および販売 2・LPGの供給および販売 3・電力の発電、供給および販売 4・ガス機器の販売 5・ガス工事の受注
企業名業界概要
ガスの製造・供給および販売/ガス機器の製作・販売およびこれに関連する建設工事/冷温水および蒸気の地域供給/電気供給事業
1.ガスの製造、供給および販売 2・LPGの供給および販売 3・電力の発電、供給および販売 4・ガス機器の販売 5・ガス工事の受注
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