IoTボールで野球分析 ユーフォリア スタートアップ ネット・IT 3月1日 スポーツ選手の体調管理システムを提供するユーフォリア(東京・千代田)は、野球チーム向けのデータ分析サービスを始めた。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」のセンサーを搭載した野球ボールから球の回転数や球速のデータを計測。分析結果をもとに選手の管理や質の高いプレーにつなげる。 野球やサッカー向けのIoTサービスやサッカーのゲームを開発するアクロディア、KDDIと組んで「アスリーテック for T IoTボールで野球分析 ユーフォリア
スマートシティー実装段階 海外ではファンド登場 5G コラム 住建・不動産 ネット・IT モバイル・5G 2月28日 高速通信規格「5G」などの先端技術を活用して社会課題の解決を目指すスマートシティー。2021年は政府の「スーパーシティ構想」実現を目指す地域が選ばれる注目の1年だ。 国内の計画のなかには、実証実験から技術の実装段階を迎えたものも出てきた。スマートシティーを持続可能な形で推進するうえでは、計画を支える組織や技術に対して円滑な資金供給が必要だ。そこでは、様々なファイナンス手法が試みられていくことにな スマートシティー実装段階 海外ではファンド登場
物体を透過する電磁波、シート型カメラで壊さず検査 量子技術 科学&新技術 2月16日 プラスチックや紙、布など金属以外の物体をよく透過する電磁波として知られるテラヘルツ波。その検出素子を並べて変形自在のシート状に加工した「テラヘルツカメラ」を東京工業大学と理化学研究所の研究チームが開発した。簡易な仕組みで非破壊検査などができるようになり、テラヘルツ波利用の可能性を大きく広げるとみられる。 シート状のテラヘルツ検出装置を試作したのは東京工業大学の河野行雄准教授、理化学研究所の鈴木大 物体を透過する電磁波、シート型カメラで壊さず検査
神奈川県、生活支援ロボット実証施設募集 新型コロナ 神奈川 科学&新技術 2月12日 神奈川県は12日、生活支援ロボットなどの実証実験を受け入れる施設を募集すると発表した。新型コロナウイルス対策に役立つロボットの開発につなげたい考えだ。これまで民間の商業施設などを使った実験を支援してきたが、県と連携して意欲的に取り組む施設を募集するのは初めてという。 多くの人が利用する県内の医療・介護施設や商業施設、駅などを想定し、県が2020年度末までに1施設を選定する。21年度に 神奈川県、生活支援ロボット実証施設募集
いすゞ、架装物の稼働も把握 車両全体のデータ活用へ 自動車・機械 2月9日 いすゞ自動車は9日、トラックに荷台部分や特殊な装置を取り付ける「架装」を手掛ける企業と組み、架装物の稼働や制御状況をモニタリングするシステムを開発したと発表した。これまで手掛けてきたエンジンなど車台側に加え、架装物についてもデータで稼働状況を把握できるようにする。車両全体でトラブルを素早く検知し、故障による稼働率の低下を防ぐ。 トラックでは冷蔵車やタンクローリーなど、架装によって様々な機能を持た いすゞ、架装物の稼働も把握 車両全体のデータ活用へ
カメラ映像クラウドのセーフィー、APIを開放 現場をDX スタートアップ エレクトロニクス 2月9日 監視カメラシステムのセーフィー(東京・品川)はこのほど、撮影した映像をクラウドで管理する同社のシステムを他社に開放した。新型コロナで現場の状況を遠隔で監視するニーズが高まっており、映像データを活用した現場作業のデジタル化を推進する。 ソフトウエア同士を連携してデータをやりとりできる「API」を提供し、監視カメラシステムを他社のシステム上で利用できるようにした。監視カメラ1台あたり月額利用料は数百 カメラ映像クラウドのセーフィー、APIを開放 現場をDX
パナソニック、後付けセンサーとAIで設備の異状検知 BP速報 AI エレクトロニクス 自動車・機械 2月9日 パナソニックのインダストリアルソリューションズ社は8日、設備の異状を診断する「AI設備診断サービス」の提供を4月から始めると発表した。高調波センサーと人工知能(AI)を組み合わせて、ボールねじやベアリング、ギアといった機械要素部品の状態変化を測定して、故障の発生を事前に検出する。 「高調波センサーとAIの組み合わせによる設備診断システムは世界初」(同社)という。既存設備に後付けで導入でき、設備の パナソニック、後付けセンサーとAIで設備の異状検知
CESでフードテック加速、家電とスタートアップが融合 コラム スタートアップ AI ネット・IT エレクトロニクス モバイル・5G 科学&新技術 2月8日 1月にオンラインで開かれたデジタル技術見本市「CES 2021」には、フードテックに関する出展も数多く見られた。ニューノーマル(新常態)時代の到来により食に対する消費者の考え方も変化する中、関連サービスはどう進化していくのか。書籍『フードテック革命』(日経BP)の共同筆者であるシグマクシスの岡田亜希子氏が注目ポイントを紹介する。 ◇ ◇ ◇ 2020年は日本国内においても「フ CESでフードテック加速、家電とスタートアップが融合
NECが狙う感情データ経済圏 顔認識の先へ コラム AI ネット・IT エレクトロニクス 2月3日 グローバルで3600億円規模(NEC調べ)の市場のある、感情分析サービス市場でトップシェアを目指す――。NECは、こうした目標を掲げて、2021年に感情分析サービスという未踏の分野に参入する。その1つとして遠隔コミュニケーションに感情分析を組み込んだサービスを投入する計画だ。 仕事のやる気引き出す NECがこうした取り組みを進めるのは、人間の感情をくみ取る技術が大きく進展し、社会の受容性を含め、 NECが狙う感情データ経済圏 顔認識の先へ
JR西日本、新幹線走行音「AIで聞き分け」事故防止 日経産業新聞 関西 コラム AI サービス・食品 1月27日 JR西日本や阪急阪神ホールディングスなど関西に本拠を置く鉄道各社が、デジタル技術による業務の効率化や顧客データの活用へと走り出した。人手不足などに加え、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受け経営革新は待ったなしだ。デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速で「鉄道先進地」の面目躍如はなるか。 山陽新幹線の線路脇に、一見不似合いなマイクが設置されている。JR西日本がNTTデータと共同で開発した JR西日本、新幹線走行音「AIで聞き分け」事故防止