高齢者施設、相次ぐ被害 避難など「早期決断」カギに
豪雨で球磨川が氾濫し、浸水した特別養護老人ホーム「千寿園」(4日午前、熊本県球磨村)=共同共同

高齢者施設、相次ぐ被害避難など「早期決断」カギに

熊本県南部を襲った記録的豪雨では、同県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」で14人の入所者が巻き込まれた。高齢者施設では近年、自然災害による被害が相次いでいる。国は避難計画作りを義務付けたが、雨が計画で想定した以上のペースで降ることもあり、専門家は「早期の避難決断がカギ」と指摘する。 住民らの話によると、日本三大急流のひとつ、球磨川の支流近くにある千寿園を濁流が襲ったのは4日朝。当時は当直の職員…

福岡・佐賀・長崎に大雨特別警報 熊本の死者49人に

活発化した梅雨前線の影響で九州北部では記録的な大雨となり、気象庁は6日、福岡、佐賀、長崎の3県に大雨特別警報を発表した。大雨は7日にかけて続く恐れがあり、気象庁は土砂災害や河川の氾濫などに最大級の警戒を求めた。 気象庁のレーダー解析によると、佐賀県鹿島市や長崎県大村市などで、6日午後3時半ごろまでの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられる。発達した雨雲が連なって局地的豪雨をもたらす「線状…

東京版CDC設立に意欲 再選の小池知事が記者会見

東京都の小池百合子知事は6日、都知事選で再選を受けて記者会見し、新型コロナウイルスへの対策として公約に掲げていた東京版CDC(疾病対策センター)の設立に向け、準備を進めると明らかにした。都の研究センターの機能を集約するなどして「国立感染症研究所や政府、大学とも連携していく」と具体像を説明した。 専門家による院内感染対策チームの創設や感染症患者を受け入れる医療機関への経営支援を進める。「地域の実情…

東京都で新たに102人感染 新型コロナ、5日連続3桁

東京都は6日、新型コロナウイルスの感染者が新たに102人確認されたと発表した。新規感染者が100人以上となるのは5日連続。都内の感染者は計6867人になった。 都によると、新規感染者102人のうち、接待を伴う飲食店など「夜の繁華街」関連は35人だった。うち31人は新宿エリアで感染が確…

西日本豪雨2年、各地で追悼式 遺族「教訓引き継ぐ」

平成最悪の水害となった西日本豪雨で最初の大雨特別警報の発令から2年となった6日、各地で追悼式が開かれた。災害関連死を含む死者・行方不明者は290人を超える。大きな被害の出た岡山、広島、愛媛の3県ではインフラの復旧や河川の改修が進む一方、今も4千人以上が仮設住宅などで生活を続けている。 災害関連死を含め70人が犠牲になった岡山県倉敷市。小田川の決壊で甚大な被害が出た真備町地区で午前10時から追悼式…

文科省汚職初公判、「加点なくても息子合格」元局長無罪主張

私立大支援事業を巡る文部科学省汚職事件で、受託収賄罪に問われた同省科学技術・学術政策元局長の佐野太被告(60)や、贈賄罪に問われた東京医科大前理事長、臼井正彦被告(79)らの初公判が6日、東京地裁であった。全員が無罪を主張し、検察側と全面対決する構図になった。 検察側は、佐野被告は文科省官房長だった2017年5月、東京都内の飲食店で、臼井被告から、東京医科大が支援事業対象校に選ばれるよう事業計画…

都知事選 SNS活用課題残す、非支持層に広がらず

新型コロナウイルスの感染が拡大する中で行われた今回の東京都知事選は、各候補が大規模な集会を控えてインターネット発信を強化するなど、通常の選挙とは異なる光景が見られた。ネット上の「盛況」が支持獲得に結びついたとは必ずしも言えないとの見方もあり「新常態」の選挙手法は模索が続きそうだ。 再選を果たした小池百合子知事(67)は街頭演説を一切行わず、一貫してネット上での選挙戦を展開。利用者層の傾向をみてS…

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