編集者の視点 「工事現場に曲芸ロボット」など3本
日本を含む先進国では、建設業就業者の高齢化や人手不足が課題になっています。職人の作業を代わりに担ってくれる「建設ロボット」は、果たして普及するでしょうか。国内外の動きを探ってみましょう。 工事現場でアクロバティックな動きを披露するAtlas 四足歩行ロボットの開発で知られる米Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)は2023年1月19日、ヒト型ロボットAtlas(アトラス)が工事
編集者の視点 「Open RAN市場を上方修正」など3本
近年、世界のモバイル業界で注目を集めている、様々なベンダーの基地局製品をオープン仕様に基づいて組み合わせられる「Open RAN」。2023年はOpen RANを推進する業界団体「O-RAN ALLIANCE」が発足してからちょうど5年がたちます。Open RANの現在を世界各地の報道から紹介します。 27年までに15〜20%のシェアに 米国の調査会社Dell'Oro Groupは20
編集者の視点 「マイクロソフトが1万人を削減」など3本
本日注目したのは「マイクロソフトが1万人を削減」「グーグル親会社が1万2千人を削減」「アップルは人員削減を回避か」の3本です。日経コンピュータの浅川直輝が米国の報道から紹介します。 アマゾン・メタに続き、マイクロソフト・グーグルも大規模レイオフを発表 米The New York Timesは2023年1月18日、米Microsoft(マイクロソフト)CEO(最高経営責任者)のSatya Nade
編集者の視点 「アップルのMRゴーグル詳細」など3本
今回は、米Apple(アップル)が2023年に出荷を開始すると噂されるMR(複合現実)/AR(拡張現実)のヘッドセット(ゴーグル)関連の話題について紹介します。MRは、現実世界と仮想世界を複合させ、相互にリアルタイムで影響し合う空間を実現する技術である一方、ARは現実世界に仮想世界を重ね合わせて、現実世界に情報を付加する技術です。 ソニーのマイクロOLEDを利用? 2023年1月3日(米国時間)
編集者の視点 「ヒートポンプの販売が急増」など3本
今回は「ヒートポンプ」に着目しました。燃料価格高騰の影響が全世界の家計を苦しめており、エネルギー効率に優れた技術のニーズが高まっています。ヒートポンプはそうした技術の1つとして注目されています。 ヒートポンプ・ユニットの販売台数が53%増加 ドイツのエネルギー関連情報サイトのClean Energy Wireは2023年1月18日、同国の2022年におけるヒートポンプ・ユニットの販売台数が202
編集者の視点 「学生が試験にChatGPT使用か」など3本
今回は2023年1月に米国で報道されたチャットボットAI(人工知能)「ChatGPT」にまつわる話題や、ChatGPTに危機感を強める米Google(グーグル)の動向などを紹介します。 スタンフォード大学の学生の17%が試験や課題にChatGPTを使用か 米シリコンバレーの有力大学、スタンフォード大学の学内新聞である「The Stanford Daily」が2023年1月22日(米国時間)、同大
編集者の視点 「CES 2023と人間の安全保障」など3本
全米民生技術協会(CTA)が主催する世界最大のテクノロジー見本市「CES 2023」が、米国・ラスベガスで2023年1月5〜8日に開催されました。3年ぶりの本格的なリアル開催となり、世界173カ国から3200社以上が出展し、11万5000人が来場しました。 筆者自身も今回のCESを現地で取材してきましたが、かつてのコンシューマーエレクトロニクスから、EV(電気自動車)などのモビリティー、デジタル
編集者の視点 「サイバー攻撃で郵便送れず」など3本
2023年もサイバー攻撃はとどまるところを知りません。今回は、最近発生したセキュリティーインシデント(セキュリティー事件・事故)に関する記事を紹介します。 Royal Mailがランサムウエア感染か 英BBCは2023年1月11日、英国の郵便事業Royal Mailがサイバー攻撃を受けて、国際郵便を送れなくなったと報じました。Royal Mailでは、問題が解決するまで手紙や小包を海外に送らない
編集者の視点 「太陽光発電は22年に268GW増」など3本
きょうは、世界の太陽光発電(PV)システムの導入スピードが大幅に加速していることについて紹介します。 米国のPV関連情報サイト「pv magazine」は2022年12月23日、米BloombergNEFのアナリストであるジェニーチェース氏にインタビューし、同氏の「2022年に世界に導入されたPVシステムは定格268GW。2023年には同316GW規模になる」とのコメントを報じています。 また、
編集者の視点 「ライセンス事業展開するねじ」など4本
経済産業省や国土交通省などは「第9回ものづくり日本大賞」の内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞、優秀賞の受賞者を2023年1月10日に発表しました。この賞は2005年から開催されており、ものづくりの第一線で事業環境の変化に対応しながら新しい付加価値を提供する企業や人材を表彰しています。今回の受賞者の中から、部品や材料の開発で表彰された3件を紹介します。 ライセンス事業も展開する緩まないねじ ニッセー(