DNP、リモートで運転者のアルコール検査 スマホ活用
大日本印刷(DNP)と、グループ会社でIDカード事業を手がけるDNPアイディーシステム(IDS)は西日本フードと共同で、運転者のアルコール検査と確認業務をリモートで行う実証実験を2023年2月1日に開始した。西日本フードは2019年から、運転者のアルコール検査と点呼をDNPの「安全運転管理サポートシステム」を使って対面で実施していた。しかし、オフィスに立ち寄らない運転者への対応や記録の保存に課題
【2月14日開催】ロボット・AIの進化が拓く未来 プリファードCEOに聞く
NIKKEI Tech Foresightは2月14日(火)16:00〜16:40、オンラインイベント「ロボット・AIの進化が拓く未来 プリファードCEOに聞く」を開催します。近年、目覚ましい進化を遂げるロボットとAI(人工知能)。日本最大のユニコーンとして知られ、ロボット・AI分野で最先端の技術開発を手掛けるPreferred Networks(プリファード・ネットワークス、PFN)は、AI向
「能動的サイバー防御」で攻撃予防 日本政府も導入へ
能動的サイバー防御(Active Cyber Defense)とは、サイバー攻撃を受ける前に攻撃者の情報を収集したりネットワークを監視したりして、攻撃からシステムを守ること。新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナへの侵攻を背景に、政府機関や重要インフラ企業を標的としたサイバー攻撃が増加していることを受け、各国で導入に向けた議論が進む。 日本では、2022年12月16日に政府が閣議決定した「
富士通、AIで危険検知し運転者に警告 サーキット導入
富士通は、ドイツにある世界最長のレーストラック「ノルドシュライフェ」に、AI(人工知能)を活用した安全対策システムの導入を2023年1月から開始した。レーストラックに設置したカメラの映像をAIがリアルタイムで監視し、危険と判断すればドライバーに警告する。 AI画像認識機能をシステムに搭載した。レーストラック上の車両や人物を識別するのに加え、レーストラックや砂利、芝生の表面、ガードレール、安全柵な
NTT、秘密計算AIソフトを開発 大学・研究機関に提供
NTTは、秘密計算AI(人工知能)ソフトウエアを開発したと2023年1月23日に発表した。国立情報学研究所(NII)と共同で同ソフトウエアの試用機会を大学や研究機関に提供する。 NIIが所有する計算機上にNTTの秘密計算AIソフトウエア環境を構築し、研究者らが試用できるようにする。利用対象者は国内の大学や研究機関に所属する教職員や研究者で、提供期間は2023年1月末から2024年3月末までを予定
ABB、設備稼働監視のAI新興に出資 配電盤製品に採用
スイスABBは、設備などの稼働監視用AI(人工知能)を手掛けるスウェーデンのスタートアップViking Analytics(バイキングアナリティクス)に出資する。同社のシリーズAラウンドで同社の少数株式を取得するとともに、同社のAIシステムをABB製品に採用する契約を締結した。予知保全サービスの精度を高める狙いがある。 ABBの「スイッチギア」と呼ばれる配電盤製品にバイキングアナリティクスのAI
富士通、RSA暗号の安全性検証 量子技術で当面解読難
富士通は、同社が開発する量子コンピューターのシミュレーター(量子シミュレーター)を使い、RSA暗号の安全性を評価する実験を実施したと2023年1月23日に発表した。その結果、当面の量子コンピューターの技術ではRSAの解読はまだ困難だということが分かった。 RSAは公開鍵暗号方式の1つ。過去には広く使われていたが、現在は公開鍵暗号方式としては楕円曲線暗号が主流になっている。RSAは、現行方式のコン
NTT東など、IT・AIで食用コオロギ飼育 事業化検討
NTT東日本と徳島大学発のベンチャー企業で食用コオロギの生産から販売まで手掛けるグリラス(徳島県鳴門市)が、ICT(情報通信技術)/IoT(Internet of Things)を活用した食用コオロギのスマート飼育の実証実験を2023年1月から開始した。最新の情報工学的アプローチをNTT東日本が提供することで、食用コオロギの最適な飼育環境の構築、確立を目指し、食料問題の解決に貢献したいとしている
交通事故ゼロへ「コネクテッド」 狭域通信に2方式
コネクテッドとは、広義には通信によってインターネットや他者と接続されることである。例えば、つながるクルマ(コネクテッドカー)とは、インターネットと接続されたクルマや、V2X(Vehicle to Everything)通信によって接続されたクルマを指す。 通信でインターネットや他者と接続される利点は、インターネットを介して、あるいは接続された機器の間で有益な情報を共有・活用できることである。つな
エクサウィザーズ、AIで宇宙拠点作業自動化 JAXA検討
危険を伴う作業や定型作業を減らし、宇宙飛行士の仕事をもっと高度で創造的にする。そんな目的で宇宙でもロボット活用が検討されている。エクサウィザーズは、同社のAI(人工知能)技術が宇宙航空研究開発機構(JAXA)における有人宇宙拠点内クルー作業の自動化に向けた技術検討の対象に採用されたと2023年1月16日に発表した。 現在運用されている国際宇宙ステーション(ISS)で取り扱う物品の運搬作業には、視