QUICとはUDPをベースとした汎用通信プロトコルである。IETF(Internet Engineering Task Force)が2021年に「RFC 9000」として勧告し、新たなインターネット標準技術となった。2022年に「RFC 9114」にて勧告されたHTTP/3は、トランスポート層プロトコルとしてQUICを採用した。
特徴はHTTP/2のトランスポート層で使われているTCPと比べ、...
「ChatGPTと量子」「サムスンの半導体」 注目記事5本
最近NIKKEI Tech Foresightに掲載した注目記事をまとめ読み形式でお届けします。 今回のラインアップ・ChatGPTで量子プログラミングは可能か 結論は期待大・サムスン、スマホにTSMC製SoC採用の屈辱 3nmで挽回へ・生ごみを樹脂に、イスラエルの技術 メルセデスも提携・不完全な量子計算機を生かす技術 早大発Quanmatic・ITセキュリティーに新潮流 未確認資産も守る「ASM
阪大、GaNに高効率スピン注入 スピンレーザー実現へ
大阪大学大学院の山田晋也氏らの研究グループは、高性能磁石と窒化ガリウム(GaN)から成る低接合抵抗電極構造を用いた室温・高効率スピン注入技術を開発した。窒化ガリウム(GaN)上に高性能スピントロニクス材料であるホイスラー合金磁石を作製することで、従来比3〜4倍のスピン注入効率を実現した。バッテリーレベルの低電圧で駆動する、次世代スピン発光デバイスの実現につながる研究成果となる。 本研究では、Ga
ChatGPTで量子プログラミングは可能か 結論は期待大
「量子コンピューター最前線」は、量子コンピューター技術に詳しいblueqat代表取締役の湊雄一郎氏が注目のニュースを解説するコラムです。 今回は、米OpenAI(オープンAI)のチャットボットAI(人工知能)「ChatGPT」を活用して、量子コンピューターのプログラミングができるかどうか検証してみた。もしChatGPTで量子プログラミングが正確にできるなら、将来の量子関連の開発や教育に大きな影響を