火災に強い「木造耐火構造」 大手ゼネコンが開発加速

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木造耐火構造とは、火災によって木造建築が燃えても一定時間、建物を倒壊させずに持ちこたえられる性能を確保する技術である。建物の高さに応じて1時間、2時間、3時間の耐火性能が建築基準法で求められている。この性能を確保するため、大手ゼネコンを中心に技術開発が活発だ。
建築基準法では、最上階から数えて階数4以下が1時間、階数5〜14が2時間、階数15以上が3時間の耐火性能を求めている。高層になるほど、長...

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