「半導体の明日」では、目まぐるしい速度で変化する半導体の技術や産業構造について識者が分析し、これから進むべき道筋を示します。
前回、米国政府が打ち出した中国への新たな半導体技術規制による半導体・ハイテク業界への影響について説明した。今回は、この影響を受ける企業がどう対応すべきかについて考察する。
ドイツや英国は米国に追随か
まず注目すべきは、中国政府の対応である。中国商務省は2022年...
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東工大発新興、新触媒でアンモニア地産地消 UAEが関心
東京工業大学発スタートアップのつばめBHB(東京・中央)は、アンモニアの小型商用プラントの設立と実証に乗り出す。新潟県柏崎市に同社で初となる商用プラントを建設するほか、海外での再生可能エネルギーを活用したアンモニア製造を検討する。東工大が開発した触媒を使うことで温和な条件で製造できるようになる。需要地でのアンモニア製造事業を促進する。 つばめBHBは株主である第一実業と共同で新潟県柏崎市に小型プ
編集者の視点 「アップルのMRゴーグル詳細」など3本
今回は、米Apple(アップル)が2023年に出荷を開始すると噂されるMR(複合現実)/AR(拡張現実)のヘッドセット(ゴーグル)関連の話題について紹介します。MRは、現実世界と仮想世界を複合させ、相互にリアルタイムで影響し合う空間を実現する技術である一方、ARは現実世界に仮想世界を重ね合わせて、現実世界に情報を付加する技術です。 ソニーのマイクロOLEDを利用? 2023年1月3日(米国時間)
ABB、設備稼働監視のAI新興に出資 配電盤製品に採用
スイスABBは、設備などの稼働監視用AI(人工知能)を手掛けるスウェーデンのスタートアップViking Analytics(バイキングアナリティクス)に出資する。同社のシリーズAラウンドで同社の少数株式を取得するとともに、同社のAIシステムをABB製品に採用する契約を締結した。予知保全サービスの精度を高める狙いがある。 ABBの「スイッチギア」と呼ばれる配電盤製品にバイキングアナリティクスのAI