VR(仮想現実)関連サービスを提供するジョリーグッド(東京・中央)は、帝人ファーマ(東京・千代田)と共同開発中のうつ病向けデジタル治療VRの特定臨床研究を開始した。国立精神・神経医療研究センターと共同実施する。この臨床研究の結果を基に2025年以降に最終治験を始め、薬事承認の取得を目指す。
うつ病向けデジタル治療VRは認知行動療法で活用する。認知行動療法とは、思い込みといった患者の認知の偏りを修...
家庭用ロボットでもアマゾン流 半完成品でニーズ探索
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)初の家庭用ロボット「Astro(アストロ)」の実力はいかなるものか。利用者の声も聞きながら、その正体に迫った。見えてきたのは、警備や見守りの機能を突破口に、家族の一員として浸透させようという同社の意図だ。 アマゾンがAstroを発表したのは2021年9月である。その後、招待制で米国内の限られたユーザーに販売を始めた。価格は約1500米ドル(約20万
編集者の視点 「18MW級風車を中国企業が開発」など3本
きょうは、中国の洋上風力発電システムメーカーが巨大な風力発電システムを次々と開発している件などについて紹介します。 世界の洋上風力発電システムの開発、市場動向を取りまとめているオランダOffshore WINDは2022年11月24日、16MW規模の洋上風力発電システムのナセルが、中国国有電力大手の中国長江三峡集団の福建省にある工場で製造され、出荷されたと報じました。 このナセルは、三峡集団と風
サムスン、量子ドット特許訴訟で和解 200億円支払い
韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は、ディスプレー向け量子ドット技術の特許を巡る英Nanoco Technologies(ナノコテクノロジーズ)との訴訟で和解する。サムスン電子がナノコに1億5000万米ドル(約200億円)を支払う。ナノコは、量子ドットを使ったサムスン電子系のディスプレーがナノコの保有する複数の特許を侵害しているとして、2020年に米国テキサス州で訴訟を提