カスタムカーの祭典「東京オートサロン2023」が13~15日に開かれた。国内自動車大手が勢ぞろいし、最新の環境技術とクルマの楽しさを組み合わせた車両を競った。電気自動車(EV)のスタートアップも独自の車両をアピールした。
①トヨタ、「ハチロク」を水素・EVに改造
豊田章男社長も登場し、多くの人を集めていたのがトヨタ自動車だ。ファンに「ハチロク」の愛称で呼ばれる「AE86」の改造車2台を出展した。...
トヨタ・佐藤次期社長、「クルマ屋の限界」壊せるか
トヨタ自動車の豊田章男社長(66)が14年ぶりとなるトップ交代を決断した。後継に選んだのは、根っからのエンジニアで「クルマ好き」を自任する佐藤恒治氏(53)だ。電動化やデジタル化のスピードが問われているが、豊田社長は26日のオンライン会見で「クルマ屋の限界」を口にした。その限界を突破できるか。佐藤次期社長は重いバトンを受け取った。 フルモデルチェンジ 「ミッションはトヨタをモビリティカンパニーに
編集者の視点 「トヨタ新体制に待つ課題」など3本
26日はトヨタ自動車の社長交代や米テスラの最高益、スズキの電気自動車(EV)への大型投資など歴史的なニュースが重なりました。本日は佐藤恒治次期社長率いるトヨタ新体制の課題となりそうなトピックを取り上げました。 トヨタ新体制に待つ課題 世界最大の自動車メーカーであるトヨタの社長交代のニュースは瞬く間に世界を駆け巡りました。ロイター通信は26日、佐藤次期社長は「トヨタのクリーンエネルギーへのシフトを
トヨタ社長交代、発言詳報 豊田章男氏・佐藤氏・内山田氏
トヨタ自動車が社長交代を発表した。新社長に就く佐藤恒治執行役員、新会長になる豊田章男社長、会長を退く内山田竹志会長の26日の自社メディアを通じたオンライン配信での発言は以下の通り。 社長交代のきっかけ 豊田氏「トリガーとなったのは内山田会長の退任だ。トヨタの変革をさらに進めるには私が会長となり、新社長をサポートする形が一番よいと考え決断した」 佐藤氏を任命した理由 豊田氏「佐藤氏を新社長に任命し