中国が「自動車強国」に突き進んでいる。電気自動車(EV)や自動運転を競う新時代で、欧米に対抗する勢力となる野心が透けて見える。日産自動車と仏ルノーが資本関係の見直しを進めるさなか、浙江吉利控股集団が日仏連合の急所を握るシナリオもあったことがNIKKEI Mobilityの取材で明らかになった。
HORSEの経営権
パリのシャンゼリゼ通りにほど近いセーヌ川沿いのクラブ「BRIDGE」。11月8日は...
サウジアラムコ、ルノーと中国・吉利の新会社に出資へ
【ドバイ=福冨隼太郎】サウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコは2日、仏ルノーと中国の浙江吉利控股集団が設立する合弁会社に出資する意向を表明した。出資比率は明らかにしていない。合弁会社はエンジンなどの駆動装置を開発・生産し、アラムコは次世代の水素技術の開発などを支援するという。 アラムコが新会社の少数株主となる意向書を締結した。アラムコの自動車の排ガスを減らしたり燃費を向上させたりする技術や、
ルノー、EV新会社にクアルコム出資 エンジンは吉利と
仏ルノーは8日、事業を分離して設立する電気自動車(EV)新会社について米半導体大手のクアルコムが出資すると発表した。米グーグルとも連携し車両のデジタル化を進める。ルノーと企業連合を組む日産自動車と三菱自動車もEV新会社への出資を検討している。ルノーは日産に対する出資比率を引き下げる協議も日産と進めている。急速に進むEVシフトを背景に構造改革を急ぐ。 クアルコム傘下のクアルコム・テクノロジーズがル
#吉利とルノー#深夜の充電器に行列#EVの運用コスト
こんにちは、NIKKEI Mobility編集長の深尾幸生です。世界各地のモビリティー業界の気になるトピックスをお届けします。 吉利がルノーの内燃機関新会社に出資か ロイター通信は31日、仏ルノーが内燃機関に関連する事業を切り出して分社を検討している新会社に、中国民営自動車大手の浙江吉利控股集団が出資する方向で交渉していると報じました。ルノー関係者の話として、ルノーと吉利の出資比率はそれぞれ40