神奈川県厚木市にある日産自動車のソフトウエアトレーニングセンター。全国から社員が送り込まれ、4カ月間の集中授業を受ける。この間、元の職場の仕事に戻れるのは金曜日の午前だけ。あとの時間は受験生さながらの徹底教育を受ける。1000人のソフト専門人材の育成を目標に2017年に設立され、すでに400人以上が巣立っていった。
2000ページにも及ぶ14冊の独自テキストをもとに進むカンヅメ教育。その柱となる...
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トヨタ、「86」復活の深謀 提携でフルラインアップ
「若者の車離れは若者が車を嫌いになったわけではなく、メーカー自身が若者や車好きから遠ざかっていった結果。『86』はトヨタが再び車好きに近づいていくというメッセージだ」 トヨタ自動車の豊田章男社長は2012年、当時13年ぶりとなるスポーツ車「86(ハチロク)」の復活発売の意義をこう説明した。 トヨタにとって若者などの車離れは長年の課題だった。同社の06年度の顧客調査によると「新車が出ても興味がない
編集者の視点 「現代自のEV充電ロボット」など3本
本日注目したのは「現代自のEV充電ロボット」と「NVIDIAの中国対応ダウングレード」「中国からインドに照準シフト」です。NIKKEI Mobility編集長の深尾幸生が世界各地の報道などから紹介します。 現代自のEV充電ロボット 韓国の現代自動車は21日、自動で電気自動車(EV)に充電するロボットを開発したと発表しました。公開した動画では充電ケーブルを備えた多関節ロボットが車側のコネクターを認
ボルボ・カーCEO「LFP電池も開発」 EV価格を内燃車並みに
乗用車の環境対応を電気自動車(EV)に全面的に頼ることへの懐疑論がくすぶる中、EVシフトは進むのか。世界でもいち早くEVシフトを進める高級車大手ボルボ・カー(スウェーデン)のジム・ローワン最高経営責任者(CEO)はNIKKEI Mobilityのインタビューで「2020年代半ばにはEVが内燃機関車と同じ価格になる」と述べ、コストダウンの手段の一つとしてリン酸鉄(LFP)系の電池も開発していると明