CO2フリーのアンモニア、「光」で合成 東大・西林教授

脱炭素燃料として注目されるアンモニアで、製造時に二酸化炭素(CO2)を出さない合成法の開発が進んでいる。東京大学の西林仁昭教授は化石燃料に頼らず「空気、水、光」から作る手法に挑んでいる。大規模設備を必要としないため、場所の制約を受けずに製造できるところも利点だ。日本発の技術として新燃料の普及につながる可能性を秘める。

常温・常圧での合成

2022年12月、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ...

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