SAF原料のCO2、低温で分解 東芝が省エネ技術

東芝グループは持続可能な航空燃料(SAF)の原料を大量に作れる製造技術を開発した。二酸化炭素(CO2)を気体のまま電気分解する手法で、SAFの原料となる一酸化炭素(CO)を作る。電気を流すだけで触媒の反応をよくする電極を開発し、競合する欧州企業の技術に比べて低温で分解できる。新たな原料の生産性を向上する技術として、2026年度にも実用化する。

分解スピードは1000万倍超

開発したのは、排ガスや...

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