NTT、水素供給インフラの実力 地球15周分の配管に強み

NTTが通信用に張り巡らせてきた地中の配管を水素のパイプラインに使う構想を描いている。長さは地球15周分に及び、工場や病院、事務所といったほぼあらゆる施設に通じているのが強みだ。燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さない次世代エネルギーを供給する有力な社会インフラになる可能性がある。

実証実験で安全性とコスト検証

福島県では2022年7月以来、通信用配管内に水素を送るための専用管を通して、水素輸送に...

NIKKEI GXに登録すると、全文をお読みいただけます
今申し込むと2カ月間無料! いつでもキャンセル可能!