葉室麟「刀伊入寇」

 葉室麟の「刀伊入寇(といにゅうこう)」は「刀伊」と呼ばれる大陸からの異民族と、九州・太宰府に赴いた貴族・藤原隆家の戦いを描く歴史小説。対馬、壱岐を襲撃後、博多に攻め入ろうとする賊徒が本陣を構えた能古島を歩いた。 (19日 15:30)

博多湾の真ん中に浮かぶ能古島。福岡市民にとっては、約10分の船旅で渡ることができる手近な行楽地だ。刀伊の入寇を伝えるものは残っていない(福岡市西区)

  • 島から博多港方面を望む。夜明け、湾が朝日に染まった
  • 国宝「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印が出土した志賀島(奥)は目と鼻の先だ
  • 夕暮れ時の港では猫がのんびりと過ごしていた
  • 日が落ちると、闇に沈む島の木々とは対照的に福岡の街は明るさを増した=写真 善家浩二