熱撮アジアBiz モーレツ車社会

 モータリゼーションが本格化する東南アジア。日系自動車メーカーが90%以上と圧倒的なシェアを持つインドネシアでは、中間層の拡大とともに販売台数は右肩上がりで、2013年は年間120万台を突破した。低価格のエコカーや輸出向け車両の投入など競争激化するインドネシアの車事情を追った。 (17日 15:11)

激しく渋滞するジャカルタ市内の道路

  • 日産自動車が新興国向けに復活させたブランド「ダットサン」の「GO+Panca」。地元政府による税金優遇策「ローコスト・グリーンカー(LCGC)」プログラムに適合した低価格エコカーだ(西ジャワ州プルワカルタ)
  • 日産新工場で「GO+Panca」にエンジンを取り付ける従業員。LCGCで初めての3列シートとなり、インドネシア市場での巻き返しを図る(西ジャワ州プルワカルタ)
  • 休憩時間に談笑する日産自動車の従業員(西ジャワ州プルワカルタ)
  • トヨタ自動車とダイハツ工業は、インドネシアで製造・販売しているLCGCを「ウィゴ」という車名でフィリピンに輸出を開始。エンブレムを付け替え、運転席を左側シートに変更し、5月までに3500台輸出した(ジャカルタのタンジュンプリオク港)
  • ジャカルタのタンジュンプリオク港のインドネシア自動車ターミナル(IKT)で積み込みを待つ「ウィゴ」などの車両
  • 1月に稼働したカラワン第2工場で生産されるホンダのミニバン「モビリオ」(西ジャワ州)
  • 「モビリオ」の最終検査をするホンダの従業員(西ジャワ州カラワン)
  • スズキのタンブン工場で最終検査を受ける「カリムンワゴンR」。2013年11月の発売後、5月末日までに約1万3000台を販売した。ノックダウン方式でパキスタンへの輸出を開始した(西ジャワ州ブカシ)
  • 全人口の90%がイスラム教徒のインドネシア。スズキの工場内に設置された礼拝所で行われる「金曜礼拝」にはほとんどの従業員が参加する
  • 愛車のトヨタ「キジャン・イノーバ」に乗るプンキーさん(左、33)一家。家族や友人など集団行動が多いインドネシアでは、3列シートのミニバンが人気だ(ジャカルタ)=写真 小林健