ミャンマー点描

ASEANの「最後のフロンティア」として注目が集まるミャンマー。中国、インド、東南アジアに囲まれる要衝の姿を点描した。 (21日 8:00)

朝焼けに染まるヤンゴン国際空港、ミャンマーの空の玄関口だ。駐機する機体の翼が朝日で輝く

  • ヤンゴン中心部のシェゴンダインでJFEエンジニアリングが手掛ける大型高架橋の建設現場(写真右)。夕暮れ迫る市街地に巨大な橋が浮かび上がる
  • 日鉄住金物産が今年5月に韓国企業から買収したスーツスター・ガーメントの縫製工場。人口約6200万人という豊富な労働力に注目が集まる。工場内には仏教画が飾られ、信仰の深さが伝わる(ヤンゴン北郊のバゴー)
  • ヤンゴン近郊のティラワ経済特区は、日本が官民あげて開発に関わる。延々と続く電線の下には簡素な作りの家屋がいくつもあった
  • ティラワ駅のそばの線路を歩く少女。ミャンマーでは中学校への就学率が50%に満たないのが現状だ
  • ミャンマー最大手、カンボーザ銀行のヤンゴン中心部にある支店。行内ではカウンターのすぐ後ろで大量の現金が取り扱われていた。金融システムの電子化も課題だ
  • ヤンゴンで行われた自動車部品の展示会「MYANAUTO2013」にはフィリピンやインドなどアジア各国から企業が出展した
  • 街頭でイスラム協力機構のミャンマー訪問に抗議する仏教徒たち。人口の約9割が仏教徒といわれるミャンマーでは仏教徒とイスラム教徒の宗教対立が顕在化している(バゴー)
  • ミャンマーの伝統的なスポーツ「チンロン」。日本の蹴鞠(けまり)に似た競技で、輪になって籐(とう)で編んだボールを蹴り上げる。「チンロン」のプロ選手、アウン・ソー・モーさん(左端)は弟のチョー・ソー・モーさん(右端)とともに44年ぶりにミャンマーで行われた「SEA GAMES(東南アジア大会)」に代表選手として出場した(ネピドー)
  • 「チームワークが大切」というチンロン。素早くボールを蹴り上げた瞬間、素足がしっかりと大地を踏みしめていた。2011年以降、民主化が進み欧米各国とも積極的に外交を進めるミャンマー。経済発展著しいアジアの要衝に熱い視線が注がれている(11月15日~25日)=写真 小川望