「エクストリーム出社」

 平日の朝、海でスイカ割りをする男性2人組。休みを取ったわけでもなければ、地元の人間でもない。「過激な、極端な」を意味する英語を冠して「エクストリーム出社」と名付けられた出社行動中の1コマだ。早起きしてさまざまなアクティビティーをこなし、その様子をツイッターに投稿、始業時間には平然と出社する。出社報告ツイートの閲覧数は多い回で10万近くに上るほど。発案者の天谷窓大さん(29)と椎名隆彦さん(34)のとある朝に同行した。 (4日 12:18)

午前7時18分、「もうちょっと前!右!」。まだ人けの少ない由比ケ浜に天谷さん(左)の声が響く(8月30日、神奈川県鎌倉市)

  • 午前5時20分、JR北鎌倉駅に集合、徒歩で円覚寺へと向かう
  • 午前5時33分、円覚寺の「暁天座禅会」に参加。厳粛な1時間を過ごす
  • 午前7時16分、貸し切りの状態の由比ケ浜で海水浴を楽しむ。海藻を頭に乗せてはしゃぐ天谷さん(左)と少し腰が引けた椎名さん
  • 午前7時17分、スイカ割りのためネクタイで目隠しをする椎名さん(写真上)。午前7時23分、勢いよくスイカにかぶりつく天谷さん
  • 午前7時39分、そろって記念撮影。ツイッターへの投稿用に記録は欠かせない
  • 午前7時57分、事前に調べておいたJR鎌倉駅前の「あさくさ食堂」でラーメンをすする。5分かけずに完食
  • 午前9時12分着の電車でJR東京駅に着いた天谷さんは小走りで八丁堀へ。9時半の始業時間に間に合わせた。「休みを取るよりずっと気分転換になる。楽しんだからこそ、遅刻は厳禁」(東京都中央区)=写真 浅原敬一郎(9月4日付日経MJより)

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