ボランティアセンターの今

 震災から2年。被災地のボランティアセンターではがれき撤去などの力仕事は昨年の夏ごろにほぼ終わったが、仮設住宅で開催するイベントやマッサージなどのボランティア活動が続いている。宮城県の七ケ浜町ボランティアセンターの現在の様子を紹介する。 (23日 21:20)

同センターは2012年12月、屋内ゲートボール場から規模を小さくして老人センター内に移転した

  • 粘着テープに名前を書いて名札を作る(写真右下)。活動に出る前に名札をビブスに貼り、同センター名物の「おらほのラジオ体操」で体をほぐす
  • 兵庫県のクラーク記念国際高校芦屋キャンパスの生徒は仮設住宅の集会所で手作りせっけん教室を開いた。香料の香りが部屋に漂う
  • 山形大学の留学生グループは仮設住宅で出身国の伝統芸能などを披露した。タイ人のクックさんは「南京玉すだれ」をボランティアセンターでも披露、喝采を浴びた(写真左)
  • ボランティアが出発した後の同センターでは地域の人たち向けに交流イベントが開かれる。野菜にチョコを付けて食べる「チョコベジ」に若い親子が舌鼓を打つ
  • ボランティア活動から戻り、コーヒーを飲みながら言葉を交わす柔道整復師の小笠原彰さん(中)と東北大学1年生の林謙吾さん(右)ら。毎週末のように参加してきた林さんは「現場ではリーダーのまとめ方が重要。ここで団体の動かし方を学ぶことができた」と話す
  • メッセージ入りの飾りがつるされた七ケ浜町ボランティアセンター。仮設住宅がある間は、地域の人たちの心をつなぐ活動が続く=写真 尾城徹雄