津波造波装置を公開

大成建設は6日、横浜市戸塚区の技術センターで津波造波装置を公開した。東日本大震災後に津波対策技術への要請が高まり、津波の状況を正しく知るために実験が必要と考えた。これまでも装置はあったが、新装置は様々な波の形をつくることができ、津波による構造物への影響を予測する。 (6日 20:09)

津波造波装置の実験で車の模型を襲う津波

  • 津波造波装置はチャンバー(写真の黄緑色)の上部に設けられたバルブを開放することで波をつくる。複数のバルブを設置し、開放するタイミングを制御することで様々な波の形を作ることが可能になった
  • つくられた津波が構造物に迫る(写真左上から時計回り)。最大で40センチの波の高さになり、縮尺を30分の1とすると12メートルの津波に相当する
  • 実験するプールの大きさは幅17メートル、長さ35メートル
  • 大きな音とともにつくられた津波は想像以上に早く到達した。1階部分の壁を外れやすい構造にして津波の力を受け流す津波対策建物(左)も実験で使われた。津波の様子を解析し、津波防災対策に活用していく予定だ=写真 今井拓也