東西ドイツ国境開放から30年

ベルリンの壁が崩れ、東西ドイツの国境が開いてからまもなく30年になる。当時「死の回廊」と恐れられた東西ドイツの国境地帯は今、市民が憩うグリーンベルトに生まれ変わった。国境や壁の跡をたどった。 (5日 14:37)

バイエルン州とチューリンゲン州境の「死の回廊」跡に生まれたグリーンベルト=井上昭義撮影

  • グリーンベルトで休日を楽しむ一家
  • 旧国境の村には旧東ドイツの車「トラバント」が放置されていた
  • グリーンベルト周辺に残る東ドイツが建てた監視塔
  • バイエルン州とチューリンゲン州にまたがるメドラロイト村は国境で分断され、「リトル・ベルリン」と呼ばれていた。今はのどかな風景の中に監視塔が残っている
  • メドラロイト村には国境博物館があり、当時村を分断していた壁が残されている
  • ベルリン中心部に残された壁には穴が開いていた
  • ドイツ統一の象徴となったブランデンブルク門。10月3日のドイツ統一記念日は市民や観光客でにぎわった

テーマ一覧