野菜工場で雇用創出 川内村

 福島第1原発事故で避難した村民の帰村を進めている福島県川内村が、発光ダイオード(LED)と蛍光灯を使用し、野菜の試験栽培を行っている。4月下旬から野菜工場「川内高原農産物栽培工場」が本格稼働して村民の雇用を創出する。また原発事故の風評被害払拭や農業再生の狙いがある。 (8日 23:22)

大型コンテナ内で地下水を利用して水耕栽培が行われている

  • 試験栽培用のコンテナ。温度や湿度などを24時間データ管理している
  • 赤色(写真左)と青色(同右)のLED照明の比率を調整することで野菜の成長を早めることができるという。この技術は、昭和電工から無償提供された
  • 「安定供給のできる仕組みを作りたい」と意気込むのは同村役場復興対策課の渡辺径さん(26、写真左)。生まれも育ちも川内村。「村に貢献したい」と東京での仕事を辞め、帰村した一人だ。同右は、この日収穫されたからし菜。今まで栽培したレタスは、放射性物質検査では検出限界値未満だった
  • 建設が進む「川内高原農産物栽培工場」。葉物野菜など1日最大8000株が収穫できるという。25人程度の雇用も見込まれ、農業再生と雇用創出につながると期待されている(2月8日、福島県川内村)=写真 山本博文

テーマ一覧