この1枚に何が写る?

フィルムからデジタル、そしてスマートフォンと、姿を変えてきたカメラ。世界では今、1年に1兆枚を超える写真が撮られているという。誰でもいつでも気軽に撮れる時代。でも、あえて撮るための時間を作り、プロの手に委ね、ちゃんと撮り、撮られる人たちがいる。その1枚に何が写る? (15日 18:47)

企業に出向いてプロフィル写真を撮る写真家の鈴木心さん(都内のバンダイナムコスタジオ)=鈴木健撮影

  • 撮られる人たちは音楽制作に携わるサウンド部の面々だ。個人がイベントなどに露出する機会が増え、プロフィル用の撮影を依頼した
  • 撮影は雑談のような会話をしながら。「本人が気づかない魅力を写すことを大切にしている」
  • 「おー、かっこいい!」「こういう顔する、する」。同僚の撮られた写真を見ながら盛り上がる
  • くしゃっとした笑顔もあれば、横向きやおどけたポーズも。鈴木心さんが撮ったプロフィル写真は今にも動き出しそうだ=鈴木心写真館提供
  • 「人生をかみしめて生きてきた人を撮りたい」。フォトグラファーの田中淳子さんは今年に入り、遺影を撮るプロジェクトをスタートした
  • 撮影前にじっくりヒアリング。フォトグラファーの田中さんと編集者に「どんな仕事を?」「人生哲学は?」などと聞かれ、思い出しながら、ひとつひとつ丁寧に答える依頼者の三木眞弘さん
  • 撮影当日。学生時代に三木さんが授業を受けていた大学の校舎内で。「懐かしい……。遅刻すると教室に入れてもらえなかったんですよ」。思い出話も飛び出した
  • 出来上がった遺影。今は自宅で、曽祖父の遺影や家族の写真に並んで飾られているという

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