御神火に復興祈る

 門松やしめ縄といった正月飾りなどをたきあげ、無病息災や商売繁盛などを祈る全国最大級のどんと祭「松焚祭(まつたきまつり)」が1月14日、仙台市青葉区の大崎八幡宮で行われた。同市の無形民俗文化財に指定された約300年続く冬の風物詩だ。天を焦がし、燃え続ける炎を見つめながら、訪れた人たちは一年の平穏と復興を願った。 (15日 0:28)

パチパチと音をたてながら燃える御神火(1月14日、仙台市青葉区の大崎八幡宮)

  • 正月の松飾りなどが高く積み上げられた
  • 雪のなか行われた神事。厳粛な雰囲気に包まれる
  • 雪を溶かしながら大きくなる炎。離れていても熱気が届く
  • 御神火を目指して参拝する「裸参り」。近隣の企業や大学生などが参加している
  • 白鉢巻きに白さらし姿で、口には私語を慎むために「含み紙」と呼ばれる紙をくわえて参拝する
  • 毎年夫婦で訪れている加藤正明さん(75)と比佐子さん(73)。「震災後、東北の復興を最初にお祈りするようになりました」と、家族の健康とともに御神火に祈っていた=写真 伊藤航