商店街ににぎわいを~BRT本格運行開始

 震災で気仙沼―柳津間(55.3キロメートル)が今も不通となっているJR気仙沼線。12月22日、JR東日本は鉄道の代わりに専用道をバスでつなぐバス高速輸送システム(BRT)の本格運行を始めた。地元の要望で宮城県南三陸町のJR志津川駅はBRTの駅舎を仮設商店街「南三陸さんさん商店街」の前に移設した。バスも新たに14台導入し、夏の暫定運行時より増便した。線路を舗装した専用道の整備も進められる。本格運行開始に仮設商店街は期待を寄せる。 (28日 22:48)

本格運行開始を記念し、気仙沼市内を循環するバスが3日間限定で市街地を走る(23日)

  • 歌津駅から陸前港駅間で線路を舗装、専用道を整備した
  • 歌津駅近くの線路は崩壊したままの姿を残す
  • 志津川駅は地元の要望を受けて仮設商店街へ。元の志津川駅のホームには草が伸びていた
  • 新たに設けられた志津川駅。「便数が増えて便利になったのがうれしい」と気仙沼から志津川の商店街に来た乗客
  • 目の前に駅が設置された「南三陸さんさん商店街」。BRTを利用した買い物客らが訪れた
  • 仙台市からツアーで来た大学生。新しい駅舎で記念撮影する
  • 「南三陸さんさん商店街」では運行開始の記念イベントが行われた。「駅の移設でできた新しい人の流れに期待したい」と同商店街組合長の及川善祐さんは話す
  • 夜明けの志津川の町をバスが走る。本格運行を開始したBRTは地元の足となり、人の流れを生む(25日、宮城県南三陸町)=写真 小川望

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