聖夜に復興の願いを込めて

 東日本大震災から2度目のクリスマスを迎えた被災地の宮城県では、各地で飾り付けられたクリスマスツリーやイルミネーションが街に彩りを添えていた。 (26日 1:33)

仮設で営業する「南三陸さんさん商店街」のクリスマスツリー。買い物客らが願いを込めてメッセージを書いた(24日、宮城県南三陸町)

  • 「南三陸さんさん商店街」で今年2月に営業を再開した洋菓子店「雄新堂」の阿部雄一社長。「2年ぶりにクリスマスケーキを渡すことが出来た。お客さんからの励ましの言葉がなによりうれしい。家族でケーキを囲んで笑顔になってくれれば」と話す(25日、宮城県南三陸町)
  • 宮城県名取市の仮設商店街「閖上さいかい市場」の婦人服店「せとや」も窓のシールとツリーで飾り付け。相原晨子(あさこ)社長は「震災以前のお店でも飾っていたので、この店でも飾りたかった。季節の雰囲気が出たほうがいいでしょう」と話す(24日)
  • 宮城県女川町では住宅跡地に「スターダスト・ページェント2012 海ぼたる」の巨大なツリーが飾られている(25日)
  • 津波で生徒や教員らが犠牲になった大川小の前で手を合わせる秋田県の高校教諭。震災後、被災地でボランティア活動をしてきたという。今回はクリスマスで仮設住宅に物資を運びに来た(24日、宮城県石巻市)
  • 宮城県気仙沼市では、ダイバーらでつくる「海上のメリークリスマス実行委員会」が設置した海上のクリスマスツリーが見る人をやさしく照らしていた(25日)
  • がれきと端材で作られた「木っ端クリスマスツリー」。雪が舞う中、幻想的に輝いていた(25日、宮城県塩釜市)=写真 小川望、三村幸作