かき小屋再開 岩手・大船渡

 12月1日、震災以来休業していた岩手県大船渡市の食堂「漁師のかき小屋」が再開した。運営するのは地元の漁師たち。出荷できる量は震災前の1割にも満たないが、多くの人から問い合わせが相次ぎ、再開を決意した。 (2日 22:40)

提供するカキは昨年の8月に仕込んだものだ。カキ殻は、成長が早く出荷できる大きさにまで成長した。通常なら2,3年かかるという

  • 店舗は食料品スーパーの一角に位置し、大漁旗で区切られている
  • 準備にあわただしい店内。開店5分前になって、ようやくメニューを張り付ける一幕も
  • 食べ放題のカキを楽しむ観光客ら。わき上がる湯気に歓声が上がる。収穫量が少ないため、食べ放題は予約制となっている
  • 蒸し上がったカキ。今年のカキは、殻は出荷できる大きさになったが中の身が意外に小さかった。オーナーの船本幸一さん(59)は「夏の水温が高かったのが原因だろう。本当ならこれくらいの大きさのカキは店に出したくないんだけどね」と苦笑いする
  • 新メニューの一つ「かきそば」。カキの天ぷらがのせられている。この他にも「かきうどん」や「かきラーメン」などがある。たくさんのカキを提供できない代わりに、様々なメニューを用意した
  • 「もっと多くのカキを出荷したいが、船がなく、処理場などの設備も整っていないというのが現状だ」と船本さんはつぶやいた(岩手県大船渡市)=写真 上間孝司

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