育てマイワカメ

 ワカメの種付けから収穫までを都市部に住む人たちが体験する「マイワカメプロジェクト」が24日、宮城県気仙沼市で始まった。体験会を開いた同市南部の蔵内漁港は、津波で漁船1隻を残しすべてが流された。約20人いたワカメ漁師も被災を機にやめる人が相次いだが、4人だけが昨秋養殖を再開し収穫に成功した。この漁師たちと、震災直後からボランティア活動にあたっていた「シャンティ国際ボランティア会」が開催、漁師との交流などを通して被災地域の漁業復興につなげようとしている。 (24日 22:00)

東京や仙台などから9人が参加。気仙沼市で活動しているボランティアの人たちが加わり作業を進めた

  • 漁師の説明を身を乗り出して聞く
  • 「のれん」と呼ばれる縄に付いたワカメの種を切り分け、種付けの下準備をする
  • 津波で1隻だけ残った漁船の大漁旗が掲げられた蔵内漁港
  • ワカメの種を太いロープの間に挟み込んでいく。「こんな小さな芽から、2メートル近くに成長するなんてびっくりです」(東京から参加した女性会社員)
  • 自分が種付けしたワカメがわかるように、ブイに目印のイラストや名前を書いた
  • にぎやかな会話が漁港に広がる。この日は150メートルのロープ2本に種付けをした
  • 沖に出て自分たちが種付けした養殖ロープが据え付けられるのを見守った。収穫は来年2月下旬になる=写真 井上昭義

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