原発事故収束の作業拠点

 福島第1原発事故収束の中継基地となっている福島県楢葉町と広野町にまたがるJヴィレッジ。1997年に東京電力が建設し、サッカーナショナルトレーニングセンターとして親しまれてきた施設だ。現在は、1日当たり約3000人の作業員たちがここで防護服に着替え、約20キロメートル先の現場へと向かっている。 (16日 15:43)

Jヴィレッジの朝。福島第1原発に向かうバスを待つ作業員。玄関の自動ドアにはサッカー日本代表の写真が飾られている(11月7日、福島県楢葉町)

  • 防護服に着替える作業員
  • 作業内容に合わせて防護マスクを選ぶ
  • IDカードをチェックして、アラーム付き線量計が貸し出される
  • 現場から戻ってきた作業員の体表面に付着した放射線量を計測するゲート
  • 施設内の診療所は、ビニールで覆うなど放射線対策が施された
  • 照明設備が整えられた天然芝のピッチは駐車場に姿を変えた。福島県や楢葉町の復興計画には「Jヴィレッジの再生」が盛り込まれているが、芝を再び育成するのにも時間がかかりそうだ
  • 客席を備えたスタジアムには、約1000戸分の作業員用プレハブ宿舎が立ち並ぶ(福島県広野町)
  • プレハブ宿舎が建つスタジアムの時計は、東日本大震災の発生時刻で止まったまま(福島県広野町)
  • 防護服に身を包んだ作業員が、福島第1原発に向かうバスに乗り込む
  • 更衣室には作業員に向けた寄せ書きが飾られていた=写真 佐光恭明