原発3キロ圏内をヘリで測定

 日本原子力研究開発機構は2日、無人のヘリコプターを使って東京電力福島第1原子力発電所から半径3キロメートル圏内の放射線量の測定を始めた。同圏内は有人の航空機は飛行禁止のため、上空からの調査はしていなかった。 (3日 11:19)

ブーンと高い音を立てて飛び立つ無人ヘリコプター。機体の下に放射線測定器が取り付けられ、高度100メートルまで上がった後、自動操縦で測定が行われる

  • 離陸前に動作確認をする操縦士。農薬散布のヘリを長年操ってきた専門家が担当する
  • 飛行中のデータをやりとりするアンテナを常にヘリに向けておく
  • 地上基地局となる車両では、ヘリから届くデータが飛行経路とともにリアルタイムに表示される
  • 飛行するヘリの向こうには福島第1原発が見えた
  • 着陸後、検出器から詳細なデータを回収する担当者。「この成果を今後の除染計画などにも生かしてもらえれば」と日本原子力研究開発機構の鳥居建男研究主席は語る(福島県双葉町)=写真 寺沢将幸