中村彰彦「二つの山河」

第1次世界大戦期に徳島県鳴門市にあったドイツ人捕虜収容所の様子を描いた中村彰彦の小説「二つの山河」。所長の会津人・松江豊寿は陸軍上層部の意向に反して人道的な対応を貫いた。収容所があった板東を歩いた=小園雅之撮影 (16日 12:00)

当時のドイツ兵の暮らしや地元の人たちとの交流を伝える「鳴門市ドイツ館」(徳島県鳴門市)

  • 1917年から20年までの約3年間、約1000人のドイツ人捕虜が過ごした「板東俘虜収容所」跡
  • ドイツ館に立つベートーベン像。板東は、日本で初めて「第九」交響曲が演奏された場所だ
  • 収容所跡近くにある霊山寺は四国八十八霊場の第1番礼所。当時オーケストラの演奏会も開かれた
  • 大麻比古神社の大楠の下を歩く猿。当時のドイツ兵らも散策やスケッチを楽しんだ
  • 神社の境内に残る「ドイツ橋」。100年前、ドイツ兵が当時の土木技術を駆使して組み上げた