津島佑子「ナラ・レポート」

引き裂かれた母と息子の物語が時代を超えて展開する、津島佑子の長編小説「ナラ・レポート」。舞台となっている奈良の町を訪れた。 (8日 15:00)

東大寺大仏殿を望む奈良公園。咲き誇るサルスベリの前をシカが悠然と歩いていた

  • 物語後半の主な舞台となっている旧大乗院庭園。池の水面(みなも)に木々や青空が映る
  • 大乗院庭園は室町時代の庭師、善阿弥が作庭し「南都随一の名園」といわれていた
  • 夕暮れの丘でシカが戯れていた
  • 観光客でにぎわう通りから路地に一歩入ると、昔ながらの町並みが続いていた
  • 日が沈み奈良の町に明かりが瞬きだした=井上昭義撮影