丸谷才一「だらだら坂」

 戦後、アルバイトで食いつなぐ浪人中の青年の孤独を描いた丸谷才一の短編小説「だらだら坂」。舞台となった渋谷駅周辺を歩いた。 (27日 15:00)

青年は3人組の男に絡まれ乱闘となるが、決闘を制する。返り血を浴びた姿で道玄坂を下り渋谷駅に向かうが、人々は誰一人振り向きもしなかった

  • 朝の渋谷駅前。ビルに反射した光で道行く人のシルエットが浮かび上がる
  • 多くの人が行き交う渋谷駅前のスクランブル交差点
  • 信号が青になると外国人観光客らが一斉にカメラを構えていた
  • 夕暮れ時、人の数はさらに増え、雑踏にのみ込まれそうになる=伊藤航撮影