坂口安吾「石の思い」

 陰鬱な家の束縛を嫌いながら、海や空や砂浜にふるさとを感じ取っていた坂口安吾。生家近くの松林、西海岸公園などを歩いた。 (10日 15:00)

「ふるさとは 語ることなし 安吾」と彫られた石碑(新潟市)

  • 早朝、砂に埋もれた消波ブロックが朝日を浴びていた
  • 「私のふるさとの家は空と、海と、砂と、松林であった。そして吹く風であり、風の音であった」
  • 生家近くの松林。旧制新潟中学時代の安吾は、ほとんど授業に出席せず、毎日空を眺めていたという
  • 佐渡島に沈む夕日。遠くを行く船の上空を機影が通り過ぎる
  • 夕日が沈んだ後の静かな海。安吾は何よりもふるさとの海を愛した=小園雅之撮影