司馬遼太郎「花神」

 「花神」の主人公・大村益次郎は、明治維新の際に日本の近代的な軍制の基礎をひらいた人物。益次郎が生まれ、愛した山口市鋳銭司(すぜんじ)を歩いた。 (9日 14:00)

鋳銭司の田畑を潤す長沢池の日の出。350年あまり前に用水池として築かれ、益次郎の墓もほど近い

  • 山陽新幹線や山陽自動車道が緑の濃い田園地帯を貫いている
  • 益次郎を祭る大村神社。後世に描かれた肖像が掲げられていた
  • 鋳銭司の地名は平安時代、銅銭を鋳造する役所がここに置かれていたことに由来する
  • 大坂や長崎で医学、蘭学を学んだ益次郎。家業を継いで村医者となり、近隣を往診に歩いた
  • 長州の山河を愛した益次郎。とりわけ「この村の日暮の景色が大好きであった」という=写真 葛西宇一郎