山崎豊子「暖簾」

 丁稚(でっち)からたたき上げられた八田吾平と、跡を継いだ孝平。山崎豊子は「暖簾」で、親子二代の目を通し大阪商人の気概を描いた。舞台となった大阪・船場を歩いた。 (21日 14:00)

看板がずらりと並ぶ、せんば心斎橋筋商店街。買い物客らの往来が絶えない

  • 船場の東端といわれる東横堀川。阪神高速の橋脚が川面に映る
  • 戦争から帰還した孝平が自宅に戻る途中に通った信濃橋の跡。現在、西横堀川は埋め立てられている
  • 南船場に差し掛かると、にわか雨が路面を濡らした。道行く人の傘が開く
  • 日没後、ファッション店や飲食店などが入る船場センタービルへ。信号の光が壁を彩った
  • 船場センタービル脇の通路が幾何学的な模様を描いていた=写真 三村幸作