後藤明生「首塚の上のアドバルーン」千葉・幕張(写真で見る文学周遊)[有料会員限定]

 マンションの14階から主人公は、開発によって次第に変化する遠景の中に、こんもりとした丘のようなものを見つける。訪ねてみると「馬加康胤(まくわりやすたね)の首塚」だという。馬加康胤とは何者なのか。なぜ首塚なのか。新旧の風景が入り組む千葉・幕張を歩いた。(2021年6月19日付夕刊掲載「文学周遊」の取材で撮影した写真で構成しています) (20日 11:36)

馬加康胤の首塚と伝えられる丘。住宅地の街路灯に五輪塔が照らし出される

  • こんもりとした丘・大須賀山の入り口に立つ看板
  • 看板に従って土の坂を上ると、自然の海岸林に囲まれた塚が現れる
  • 石段の頂上には、江戸初期に造られたという五輪塔が立つ
  • 住宅地の中に塚が残る
  • ビルや住宅が立ち並ぶ幕張。右奥が塚のある大須賀山
  • 首塚の丘を眼下に眺めることができた馬加城の跡にはマンションが立つ=山口朋秀撮影