日経平均3万円台 30年半を写真で振り返る

 日経平均株価が15日、3万円台を回復した。3万円台を付けるのは1990年8月以来、30年6カ月ぶり。株式市場や取引に関係する人たちなどの写真を通して、この間の出来事を振り返る。(肩書などは当時) (16日 10:47更新)

  • 1989年末の大納会で、日経平均株価は3万8915円の史上最高値を記録した。写真は同年7月25日、当時の史上最高値を更新して沸く東京証券取引所
  • 東証の株券売買立会場で顧客からの注文を仲介する証券マンは「場立ち」と呼ばれ、独特の身ぶりで銘柄、株数、売り買いを伝達していた(1989年12月19日)
  • 日経平均株価が急落した1990年2月26日。多くの投資家が証券会社に集まった(都内)
  • 1990年8月6日の東証の取引。イラク軍がクウェートに侵攻した同月2日から3営業日の間に日経平均株価は2238円値下がりし、3万円の大台も割り込んだ
  • 証券取引等監視委員会が発足した(1992年7月20日)
  • JR東日本株式の当選者が発表された証券会社の店内(写真左、1993年10月5日、都内)。写真右は60万円の初値が付き、拍手が沸き起こる東証(同26日)
  • 山一証券は1997年11月に自主廃業を発表し、98年3月末に全店舗を閉鎖した。写真は椅子や机などを運び出す作業が進む旧本社内(98年6月)
  • 日本長期信用銀行は破綻し、一時国有化された。写真は長銀株の売買が停止されたことを示す株価の表示画面(1998年10月23日、東証)
  • システム売買に移行するため閉鎖される株券売買立会場で、「閉場式」が開かれた(1999年4月30日、東証)
  • 「ナスダック・ジャパン市場」の株式取引が大阪証券取引所で始まり、パーティーで鏡開きをする孫正義・日本ナスダック協会副会長(中)ら関係者(2000年6月19日、都内)
  • コンピューターの誤作動が懸念された2000年問題対応のため、例年の大発会の式典を中止した東証で、手締めをする市場関係者(2000年1月4日、東証株券システム売買室)
  • 閉鎖された株券売買立会場跡に作られた情報発信センター「東証アローズ」が、報道関係者に公開された(2000年5月2日)
  • 米同時テロの翌日、1984年8月以来約17年ぶりに1万円を割り込む日経平均株価(2001年9月12日、東京・銀座)
  • 「ライブドア・ショック」をきっかけに売り注文が殺到し、東証は通常の午後3時より20分早く市場を閉じた。「売買全面停止」の号外が配られた(2006年1月18日、東京・日本橋)
  • 一時、7000円を割った日経平均株価(2008年10月28日、東京・日本橋)
  • 紙の株券を電子データに切り替える株券電子化が2009年1月に実施された。写真は電子化に必要な手続きを受け付ける証券会社の窓口(08年11月)
  • 東日本大震災の後の電力不足を受け、節電のために消された証券会社の株価ボード(2011年3月18日、東京・丸の内)
  • 一時、2万円を超えた日経平均株価を示す証券会社のトレーディングルームの表示板。2万円台を付けるのは2000年4月以来(15年4月10日、東京都内)
  • 日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の郵政グループ3社が東証1部に新規上場。写真はセレモニーに出席した日本郵政の西室泰三社長(右端)ら(2015年11月4日、東証)
  • 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1000円超下げ、2万円を割り込んで取引を終えた日経平均株価(2020年3月9日、東京都港区の外為どっとコム)
  • 500円超上げ、3万円台で取引を終えた日経平均株価(2021年2月15日、東京都中央区)

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