2月22日は「忍者の日」 現代でも役立つ忍者の防災術[有料会員限定]

2月22日は「ニン、ニン、ニン」の語呂に合わせて忍者の日。「ニンジャ」は今や世界共通語。そんな中、忍者の精神と技術である「忍術」を現代に生かし、防災に役立てようとする男性がいる。 1月、東京・板橋の道場を訪ねると大きな声が聞こえてきた。「リン、ピョウ、トウ、シャッ!…」。忍術用語で「印を結ぶ」という行為。体の前で指を組み、「臨、兵、闘、者」の文字に合わせて気勢を上げる。弟子を指導しているのは、忍術の一派「忍道」の師範、五十嵐剛さんだ。 忍者として活動する五十嵐さんは31歳。元は外国人観光客向けの忍者教室で忍者役を演じていたが、忍術の歴史と奥深さに魅了され、忍者になることを決意。甲賀流忍術を継承す … (22日 2:00)

防災イベントで身をかがめて歩く方法のお手本を見せる五十嵐さん(手前)=16日、千葉県神崎町(樋口慧撮影)

  • 「かつて忍者は農民の格好をしていたとされています。全身黒ずくめではすぐに見つかってしまいますから」と五十嵐さん。それでも外国人を対象にしたイベントなどでは黒い衣装を着用する(1月、神奈川県小田原市)
  • 五十嵐さんは外国人向けにも忍術を指南する。手裏剣を教える際も、その用途は「防御であって攻撃ではない。大きな相手に投げつけてけん制するための道具」と伝えている(1月、神奈川県小田原市)
  • 剣術を指導する五十嵐さん。忍者は武士でもあるため、剣術は習得必須の技術だ(1月、神奈川県小田原市)
  • 「抜き足、差し足」のお手本を見せる五十嵐さん。左から3人目は神崎町の椿町長。町長はイベント後「災害対策の分野では自助、公助、共助が大事。自助のひとつとして『忍者防災』には意義がある」と話した(2月16日、千葉県神崎町)
  • 「座探り」を実演する五十嵐さん。本来は暗闇の中で行う技だ
  • 忍び足
  • 鶉隠れの術

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