「分散避難」浮かんだ課題 満室ホテル相次ぐ 台風10号 九州・沖縄 9月9日更新 今回の台風10号では、新型コロナウイルス対策として避難所の密を避けるため、ホテルや親戚・知人宅、安全な自宅などに分散して避難する「分散避難」が初めて大規模に実施された。各地でホテルの満室が相次ぐ一方、避難先の事前検討や在宅避難を想定した食料の備蓄などの課題も浮かび上がった。 鹿児島県奄美市の一野初子さん(62)は台風接近前の5日、家族6人で「ホテルビッグマリン奄美」に避難した。自宅近くに避難所の 「分散避難」浮かんだ課題 満室ホテル相次ぐ