大谷、2年総額8.9億円で合意 エンゼルスと調停回避 2月9日更新 【ロサンゼルス=共同】米大リーグ、エンゼルスは8日、大谷翔平(26)と年俸調停を回避し、2年総額850万ドル(約8億9千万円)で契約合意したと発表した。年俸は今季が300万ドル、来季は550万ドルとなる。プロ野球日本ハム時代の最高年俸は2017年の推定2億7千万円。 このオフに初めて年俸調停の権利を得た大谷は1月15日の希望額提出期限に250万ドルの球団提示に対し、330万ドルを求めた。17日に 大谷、2年総額8.9億円で合意 エンゼルスと調停回避
野茂氏「感謝しきれない」 恩師ラソーダさんの訃報に 1月9日 【ロサンゼルス=共同】米大リーグ、ドジャースを20年以上率いた名監督、トミー・ラソーダさんが93歳で死去したことを受け、野茂英雄元投手は8日、球団アドバイザーを務めるパドレスを通じ「元気で退院されたと聞いていたので、すごいショックです。感謝しても感謝しきれない方です」と追悼した。 ラソーダさんは、野茂さんがプロ野球近鉄から1995年にメジャ 野茂氏「感謝しきれない」 恩師ラソーダさんの訃報に
ドジャース元監督ラソーダ氏が死去 野茂氏活躍の恩人 MLB 北米 1月9日更新 【ニューヨーク=宮本英威】米大リーグ、ドジャースの監督を約20年務めた名将トミー・ラソーダ氏が1月7日夜、死去した。93歳だった。野茂英雄氏が1995年に入団した際の監督で、大リーグでの活躍を支えたことで知られる。97年には野球殿堂入りした。 27年に米ペンシルベニア州に生まれ、現役時代は投手だった。引退後はスカウトやマイナーの監督を経て、76~96年にドジャースの監督を務めた。監督としては15 ドジャース元監督ラソーダ氏が死去 野茂氏活躍の恩人
個人の名でなくチームの名のため ラソーダ氏貫いた哲学 MLB 1月9日 メジャーの思想を体現した監督 7日になくなった元ドジャース監督、トミー・ラソーダ氏の指導哲学が凝縮されたのが「ユニホームの背中の名前ではなく、胸の名前のためにプレーしよう」という言葉。 背中の名前、つまり選手個人の名前でなく、その名を胸に刻んだチームのために尽くせ、という意味だ。ドジャースでの成功とともに、最もこの精神が生かされたのが、マイナーリーグの選手で構成した米国チームのシドニー五輪(20 個人の名でなくチームの名のため ラソーダ氏貫いた哲学
千賀、パ最速1000奪三振 投手3冠も視界 11月4日 ペナントレース最終登板。ソフトバンクの千賀は宿題を残した夏休み最終日のように、たまったノルマを手際よく片付けていった。 まずは三回、高めの変化球で荻野を空振り三振に仕留め、通算1000奪三振を達成。七回まで無失点で切り抜け、規定投球回到達と同時に防御率トップに躍り出た。さらに八回、田村から9個目の三振。今季149奪三振でトップのオリックス山本に並んだ。 この日登板した楽天・涌井が勝てず、11勝目 千賀、パ最速1000奪三振 投手3冠も視界
佐野元春、コロナ禍の40周年 時代と走り続けた表現 10月22日 シンガー・ソングライターの佐野元春(64)がデビュー40周年を迎えた。コロナ禍で軌道修正を余儀なくされたが、創作意欲は依然旺盛だ。2作のベスト盤を発表した佐野に話を聞いた。 4月9日、著作権フリーで、誰でも自由にカバーできる新曲「この道」を発表した。政府が緊急事態宣言を出した2日後だった。 ■リモートで新曲 ザ・コヨーテバンドのメンバー6人と佐野がそれぞれの自宅で録音し、音源を佐野が編集してすぐに 佐野元春、コロナ禍の40周年 時代と走り続けた表現
ダルビッシュ、月間MVP受賞 日本人投手では4人目 9月3日 【ニューヨーク=共同】米大リーグ機構は2日、8月(7月を含む)の月間最優秀選手(MVP)を発表し、ナ・リーグの投手部門でカブスのダルビッシュ有投手が初受賞した。7試合に先発して6勝1敗、防御率1.47で52三振を奪った。 投手部門で日本選手が選ばれたのは2014年5月のヤンキースの田中将大投手以来、4人目で6度目。野茂英雄(ドジャース)、伊良部秀輝(ヤンキース)の両投手はともに2度受賞している。 ダルビッシュ、月間MVP受賞 日本人投手では4人目
日本球界に開国迫る 交渉代理人・団野村さん コラム(社会・くらし) 8月9日 プロ野球選手の「交渉代理人」の草分け、団野村さん(63)。日本人大リーガーのパイオニア、野茂英雄さんの移籍で名を上げて以降、多くの選手のメジャー入りに携わってきた。日本球界の発展には人材の流動性が重要と訴えている。 基本的に日本のスポーツ界は「超共産主義」だと思います。上意下達。従わないと外されて終わり。高校野球でいえば、甲子園という夢の舞台を握る高野連には逆らえない。未成年の喫煙は悪いことです 日本球界に開国迫る 交渉代理人・団野村さん
イチローが開いた米国への道 「夢」で挑戦できる時代へ 大リーグで生きる 7月17日更新 開国の扉は音もなく開いていく――。2019年オフ、最終的に移籍を断念した菊池涼介(広島)を含め、4選手がポスティングシステム(入札制度)などによる移籍を認められた。球団にとっては戦力ダウンにつながりかねない移籍容認だが、最高峰の舞台で挑戦したいという選手の欲求のマグマは国境の「壁」をじわじわと溶かしつつある。 【関連記事】やっと開幕 数字で見るMajor League Baseball 19年10 イチローが開いた米国への道 「夢」で挑戦できる時代へ
「密」回避で取材規制 選手の本音聞けぬもどかしさ ネット裏から 7月12日 「熱意はあるが、熱はありません」と、プロ野球の球場入り口で検温を担当するスタッフに冗談を言った。アルコール消毒をする取材仲間には「手を洗うより、ギャンブルから足を洗え」と悪口を浴びせた。こんなやりとりも度重なるとジョークで通らなくなる。新型コロナ禍が長引き、係員は疲れているし、記者仲間はままならない取材で欲求不満に陥っている。 通常なら試合終了後、ロッカールームへ引き揚げる選手を囲んで取材する。 「密」回避で取材規制 選手の本音聞けぬもどかしさ