AIでは気づけないシグナル 21年は安定相場に 株式投資 日経ヴェリタス 増やす 11月28日 自分で売買をして痛感したのは、タイミングの難しさです。相場には大きい波、中くらいの波、小さい波があります。大きい波、つまり長期トレンドを見ることは重要なのですが、毎日データを分析して思うことは、長期トレンドは短期トレンドの積み重ねだということ。結局は短期の変化を伝える市場シグナルに気づけるかどうかが肝要です。 全てのデータを読み込む人工知能(AI)では、このシグナルに気づくのは難しいと思っていま AIでは気づけないシグナル 21年は安定相場に
新たな発見が分析の醍醐味 20日移動平均を独自算出 株式投資 日経ヴェリタス 増やす 11月22日 相場を知り、相場を楽しむことをモットーに投資と向き合ってきました。私の市場分析歴はまもなく半世紀を迎えようとしています。何かおかしいと気づいたら自分で生のデータにあたって計算してみるという癖は、証券会社に入社した1970年代に電卓をたたいていたころからの名残です。ただ、今の市場を正しく知るためには、昔からのやり方では通用しません。 例えば、よく株式市場関係者が取り上げる25日移動平均を私は使いま 新たな発見が分析の醍醐味 20日移動平均を独自算出
ベテラン証券マンの伝言 「上げ相場まだ若い」 11月29日 40年以上にわたって株式市場を勝ち抜いてきたベテランファンドマネジャーが勇退する。みずほ投信投資顧問の荒野浩氏。11月いっぱいで同社を退職し、「個人投資家になる」という。 荒野氏は複数の市場指標を見極めることで、相場の天井と底値を的確に当ててきた。最近でも6月4日に8295円を付けた時点で、目先の大底を宣言。その後、日経平均はレンジを切り上げながら、直近で9400円台まで上昇した。 同氏が最近注 (スクランブル)ベテラン証券マンからの伝言 「上げ相場はまだ若い」
出始めた日本株「底入れ」宣言 チャートが示す転機 Market Views 6月13日 市場関係者から株式相場の「底入れ」宣言が出始めている。「日経平均株価は6月4日の8295円で目先の大底を入れた可能性が大きい」。みずほ投信投資顧問の荒野浩氏はこう指摘する。同氏が注目する最大の手掛かりは、日経平均の5日移動平均線が20日移動平均線を下から上に突き抜ける「ミニゴールデンクロス」が一両日中にも達成されるとみられることだ。ちなみに13日午前終値時点では、5日移動平均が8565円、20日 日本株「底入れ」宣言へ ミニゴールデンクロスが示す転機
日本株、逆境で整う復活の条件「ROE7%超え」 Market Views 5月15日 東京株式市場で中期低迷のシグナルが点灯している。日経平均株価が終値で9000円を下回った11日、2月1日を底に3カ月強にわたって上昇していた日経平均60日移動平均線が下げに転じた。過去3カ月の平均売買コストに近いとされる60日移動平均線の下落は、チャート上で中期の相場トレンドの転換を示唆する。市場では「当面は戻り待ちの売りに押されやすい展開が続く」(みずほ投信投資顧問の荒野浩氏)との見方が出てい 日本株、逆境で整う復活の条件「ROE7%超え」
株、連休明けも底堅さ健在 相次ぐ強気リポート、バネは跳ねるか 7月19日 19日午前の東京株式市場で日経平均株価は前週末比70円安と反落。18日にかけての欧米株安や円相場の高止まりを嫌気し、輸出関連の主力株が売りに押された。ただ9900円台は維持して「意外感のある底堅さ」(大手証券)は連休明けも健在だった。「節電商品」に沸く家電量販店など内需系銘柄への買いに加えて、証券会社から日本株に強気なリポートが相次いでいることも、下値での売りをためらわせているようだ。 野村、三 株、連休明けも底堅さ健在 相次ぐ強気リポート、バネは跳ねるか
株、レンジ脱出に期待 収束する移動平均 6月28日 28日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比103円高と反発した。一時は9700円台に乗せ、取引時間中で1日以来の高値水準を付けた。ギリシャへの財政支援策が近くまとまるとの期待や観測で、27日の米株式相場が上げたことが買い戻しを誘った。米景気の減速懸念など外部環境に暗雲が漂うなかでも底堅さをみせてきた日本株。東日本大震災の後に続くレンジを上に抜け出る期待の声が、市場で徐々に増えつつある。 レン 株、レンジ脱出に期待 収束する移動平均
株、いつまで続く東電と「写し絵相場」 近くて遠い1万円 4月25日 25日午前の東京株式市場で日経平均株価は27円高と小幅反発した。取引時間中で2週間ぶりの高値圏にあたる9748円まで上げる場面があり、きょうも底堅さを印象付けた。もっとも、東日本大震災による景気や企業業績の先行き不安はくすぶり続けている。今週から本格化する主要企業の3月期決算発表を前に様子見気分は強く、決算をみて二番底を付けるという懸念を抱く投資家も多い。節目の1万円は近くて遠い。 22日の欧米 株、いつまで続く東電と「写し絵相場」 近くて遠い1万円
米10年移動平均の呪縛 スクランブル(1) 3月4日 日経平均株価に方向感がみえない。3日は4日続伸したものの、高値と安値の差である日中値幅はわずか87円。4日連続で100円以下にとどまる膠着(こうちゃく)相場だ。1日は東証1部の売買代金が1兆円を割り込むなど、商いも低迷。国内の材料不足を嘆く市場関係者から「米国株が上がってくれれば潮目も変わるのに」というボヤキが漏れるばかりだ。 ところが、頼みの米国株は方向感の無さではむしろ日本の上を行く。ダウ工 米10年移動平均の呪縛 スクランブル(1)