トキワ荘マンガミュージアム、初の手塚治虫展 東京 4月6日 トキワ荘マンガミュージアム(東京・豊島)は7日から特別企画展「トキワ荘と手塚治虫」を開催する。「マンガの神様」と称される手塚さんがトキワ荘で過ごした2年弱の間に執筆した「ジャングル大帝」や「鉄腕アトム」など代表作の貴重な直筆原稿を展示する。期間は8月9日まで。 展示開催に先立ち、6日にはミュージアムで記者会見が開かれた。手塚さんの原稿執筆を手伝った経験もある漫画家の藤子不二雄Ⓐさんは「ジャン トキワ荘マンガミュージアム、初の手塚治虫展
火坂雅志の未完作引き継ぎ完結 コラボ小説で新たな命 3月4日 コラボレーション小説が注目を集めている。マンガの原案を生かしたり、未完作を完結させたり、戯曲を小説にしたり。バトンを引き継ぎつつ、新たな味わいを加えている。 漫画家、手塚治虫のライフワーク「火の鳥」は、その血を飲めば永遠の命が得られる鳥をめぐる人々の物語だ。古代から未来まで様々な場所を描いたが、「大地編」は昭和初期の中国大陸を舞台とする。ミュージカルの原案として構想されたが、実際には使われずにシ 火坂雅志の未完作引き継ぎ完結 コラボ小説で新たな命
中部政財界が招いた釈迦の遺骨、日タイ友好の「日泰寺」 愛知 中部 2月25日 名古屋市には釈迦(しゃか)の遺骨を納めた国内唯一の寺がある。千種区の閑静な住宅街にある「日泰寺」は明治時代、タイから贈られた遺骨を安置するため、地元政財界の働きかけによって建てられた。釈迦の別名「覚王」の名を冠す街にたたずみ、日タイの友好の象徴となっている。 毎朝6時、日泰寺のラジオ体操は規則正しく始まる。地元・覚王山のお年寄りや子ども、大手企業の幹部ら150人以上が参加する。JR東海の柘植康英 中部政財界が招いた釈迦の遺骨、日タイ友好の「日泰寺」
池脇千鶴さん 『その女、ジルバ』で見せた決める力 2月5日 池脇千鶴さんが9年ぶりに主演を務めている連続ドラマ『その女、ジルバ』(東海テレビ・フジテレビ系)が好評です。2016年4月からスタートした「オトナの土ドラ」シリーズ全31作の中で初回視聴率は関東地区で世帯視聴率6.3%、名古屋地区で世帯視聴率9.2%(占拠率30.0%)と歴代トップを記録しました。 初回放送直後から、ツイッターでも「しみじみとした見応えのあるドラマ」「元気がもらえる物語」といった声が 池脇千鶴さん 『その女、ジルバ』で見せた決める力
道後温泉本館、7月から修理の後期工事 営業浴室を変更 愛媛 四国 サービス・食品 1月26日 松山市は26日、保存修理工事中の道後温泉本館について、7月15日から営業する浴室を変更すると発表した。後期工事開始に伴う対応で、現在の「神の湯」の営業は同4日までとし、同5~14日は一時休館する。15日の再開時から入浴可能な浴室を「霊(たま)の湯」に変更する。 浴室変更に合わせて、入り口は現在の本館北側1階から、東側2階に移動する。入浴定員は現在は男女各40人(新型コロナウイルス対策で同20人で 道後温泉本館、7月から修理の後期工事 営業浴室を変更
ゴジラの口に家族で突入! ニジゲンノモリ(兵庫県淡路市) 日経MJ 兵庫 関西 コラム(ビジネス) 1月19日 淡路島に全長約120メートルの等身大ゴジラが出現――。公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」(兵庫県淡路市)に2020年10月、仮想の「国立ゴジラ淡路島研究センター」が設置された。迎撃作戦を命じられた参加者はワイヤを張って滑空するジップラインでゴジラ体内に突入していく。実物大ゴジラのアトラクションは世界初といい、コアなファンから家族層まで幅広い年齢層が作戦に挑んでいる。 ゴジラエリアは約5000平方 ゴジラの口に家族で突入! ニジゲンノモリ(兵庫県淡路市)
師走だなぁ マンガ家 とり・みき エッセー 12月8日 コロナ禍中の断捨離から始まった模写やモノマネの話が思いもよらず長引いて気がつくと12月になってしまっている。 「師走だなあ。僕は12月になるといつも師走なんだ」と言ったのはタモリであったが、これもまた81年に発売後すぐに回収、廃盤になってしまった「タモリ3/戦後日本歌謡史」という傑作パロディアルバムの中のセリフだった。発売中止になったものの放送はなぜかOKということで、タモリさんが「元ネタの人は 師走だなぁ マンガ家 とり・みき
パロディの時代 マンガ家 とり・みき エッセー 11月24日 前回はマンガやマンガ家に限っての話だったが、70年代後半という同じ時期には、他の分野でもパロディやパスティーシュということを強く意識した人物や作品が登場し、私はこれらに強い影響を受けた。 まずは先述のタモリ。モノマネ対象の人物が話題にしそうもない案件について、その人物の思考法でアドリブ的に語る、という「思想模写」を開拓し従来の「声帯模写」とは一線を画した。イラストレーターの和田誠が著した「倫敦巴 パロディの時代 マンガ家 とり・みき
名医を育むオンライン診療 霞が関エックス線 大林 尚 コラム(経済・金融) 編集委員 11月18日 名医や良医と聞いて、あなたはどんな医師を思い浮かべるだろうか。 山本周五郎『赤ひげ診療譚(しんりょうたん)』の主人公のモデルとされる江戸・小石川養生所の小川笙船(しょうせん)のように、貧しい人びとを献身的に治そうとする町医者を想像するかもしれない。あるいは、手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』のようなゴッドハンド(神の手)をもつスーパー外科医をイメージする人もいよう。 誰だって自らが病を得たとき 名医を育むオンライン診療
まね式 マンガ家 とり・みき エッセー 11月17日 もちろん私の世代より以前のマンガ家にも既成作品の描線模写を前面に押し出したギャグマンガがなかったわけではない。 パロディ……というと現在はだいぶ手垢(てあか)が付いて、とくに作り手自らが声高にいうのは気恥ずかしい言葉、かつ手法になってしまったが、70年代は言葉の認知度も世間の理解も少なく「こういう手法だってアリなのだ」と、ある種の気負いとともに開陳されていた感があった。 その先駆者的マンガ家が赤 まね式 マンガ家 とり・みき