クリングルファーマ社長「脊髄損傷薬25年9月期に発売」 経営トーク 企業業績・財務 12月28日 大阪大学発のバイオベンチャーで難治性疾患の治療薬を開発するクリングルファーマが28日、東証マザーズに上場した。公募・売り出し価格(公開価格、1000円)を48%上回る1480円で初値を付け、終値は1203円だった。同日に記者会見した安達喜一社長は開発中の脊髄損傷の治療薬について「2025年9月期から製品販売を始め、黒字化を達成したい」と話した。主なやりとりは以下の通り。 ――この時期の上場を決め クリングルファーマ社長「脊髄損傷薬25年9月期に発売」
クリングルファーマ安達社長「脊髄損傷治療薬、自前で開発」 もうすぐ上場します 関西 企業業績・財務 12月18日 大阪大学発のバイオベンチャーで、難治性疾患の治療薬の開発をするクリングルファーマが28日、東証マザーズに上場する。研究者出身の安達喜一社長に開発を進める治療薬候補や今後の戦略について聞いた。 ――事業内容を教えてください。 「肝細胞増殖因子(HGF)と呼ばれるヒトの体内にあるたんぱく質を活用した治療薬の開発と事業化に取り組んでいる。HGFは肝臓の細胞を増殖させる因子だ。肝臓は人間の体で最も再生能 クリングルファーマ安達社長「脊髄損傷治療薬、自前で開発」
クリングルファーマ、難治性疾患の治療薬開発 新規上場企業の横顔 関西 企業業績・財務 12月17日 有効な治療方法が確立していないなどの要件を満たす「難治性疾患」の治療薬を開発する。ヒトの体内に存在し、肝臓の細胞を増殖させるHGF(肝細胞増殖因子)に着目し、急性期の脊髄損傷とALS(筋萎縮性側索硬化症)の2つの神経難病を主なターゲットとして治療薬の開発を進めている。複数の治療薬候補について研究開発を実施中で、なかでも脊髄損傷の治療薬候補は臨床試験(治験)の最終段階に進んでおり、2022年の治験 クリングルファーマ、難治性疾患の治療薬開発