土門拳と入江泰吉、巨匠を魅了した奈良「雪の室生寺」 関西タイムライン 関西 奈良 2月25日 戦後日本を代表する写真家で、奈良大和路を愛した土門拳(1909~90年)と入江泰吉(05~92年)。報道写真家としてリアリズムの旗手といわれた土門は「剛」、仏像や古寺の風景を叙情豊かに追い求めた入江は「柔」と作風は好対照ながら、ともに「女人高野」として名高い室生寺(奈良県宇陀市)の撮影に力を注いだ。とりわけ雪の室生寺は2人の巨匠を魅了した。 土門が初めて室生寺を訪れたのは39年の暮れ。弥勒堂の釈 土門拳と入江泰吉、巨匠を魅了した奈良「雪の室生寺」
「入江泰吉記念写真賞」 奈良で授賞式 関西 奈良 2月19日 写真文化の発信を目指す「第4回入江泰吉記念写真賞」(特別協力・日本経済新聞社)の授賞式が19日、入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良市)で行われ、写真家の岩波友紀さん(44)らが賞状などを受け取った。 東日本大震災の被災地の祭りを伝える99枚組の「紡(つむ)ぎ音(ね)」で記念賞を受賞した岩波さんは「奈良から遠い東北の作品での受賞に驚い 「入江泰吉記念写真賞」 奈良で授賞式
入江泰吉写真賞、大賞に岩波さん「紡ぎ音」 東日本大震災10年へ 奈良 福島 岩手 宮城 東北 10月27日 奈良市は27日、写真文化の発信と新たな写真家の発掘を目指す「第4回入江泰吉記念写真賞」(特別協力・日本経済新聞社)の受賞作を発表した。大賞にあたる記念写真賞には福島県会津美里町在住の岩波友紀さん(43)が撮影した99枚組み「紡(つむ)ぎ音(ね)」が103人の応募者の中から選ばれた。 作品は東日本大震災後の福島県から岩手県までの太平洋沿岸の街々の祭りの写真群で、が 入江泰吉写真賞、大賞に岩波さん「紡ぎ音」
占領下の古都伝える写真 進駐軍撮影、多数見つかる 奈良 関西 10月14日 終戦後、進駐軍関係者が奈良市で撮影したとみられる写真が多数見つかった。進駐軍に関連する研究を在野で続ける大阪市の女性が写真の入った複数のアルバムを入手した。1947年ごろのものとみられ、接収された場所に設けられたキャンプ地内も捉えていた。日本人による撮影が禁じられていた場所が多く、専門家は占領期の軍の営みが分かる数少ない史料と評価する。 持ち主はHiro Naganoさん(54)。進駐軍がキャン 占領下の古都伝える写真 進駐軍撮影、多数見つかる
東大寺の四天王立像、まなざしに宿る動静の美 関西タイムライン 奈良 4月30日 厳しいまなざしは何を見据えているのだろう。天平彫刻の最高峰とされる国宝「四天王立像」。安置されている東大寺戒壇院(奈良市)の戒壇堂が保存修理のため、7月から約3年間の予定で調査と工事に入る。四天王立像は東大寺ミュージアムに移され、7月23日から展示室で公開される。 東大寺境内の西辺にある戒壇堂は755年(天平勝宝7年)に建立された。鑑真和上が完成間もない大仏殿の前に「戒壇」を設け、聖武太上天皇を 東大寺の四天王立像、まなざしに宿る動静の美
奈良で入江泰吉写真賞の授賞式 真鍋さん「奇跡のよう」 関西 2月22日 写真文化の発信を目指す「入江泰吉記念写真賞」(特別協力・日本経済新聞社)の授賞式が22日、奈良市写真美術館(奈良市)で行われ、若手写真家の真鍋奈央さん(31)らが賞状などを受け取った。 ハワイで暮らす日系人の日々を撮影した100枚組の「波を綴(つづ)る」で大賞にあたる記念写真賞を受賞した真鍋さんは「人々との出会いや過ごした時間、思いが形になったのは奇跡のよう」と喜びを語った。副賞と 奈良で入江泰吉写真賞の授賞式 真鍋さん「奇跡のよう」
大賞に真鍋さん、入江泰吉写真賞 関西 10月15日 写真文化の発信と新たな写真家の発掘を目指す「第3回入江泰吉記念写真賞」(特別協力・日本経済新聞社)の受賞作品が決まった。大賞にあたる記念写真賞には徳島県出身の真鍋奈央さん(31)がハワイで撮影した100枚組「波を綴(つづ)る」(写真は一部)が95人の応募者の中か 大賞に真鍋さん、入江泰吉写真賞
仏像と日本人 碧海寿広著 批評 読書 9月15日 本来的には信仰の対象であった仏像を、私たちは明治以降、美術作品として「鑑賞」の対象にもしていった。そしていま、日本人は仏像をどのような眼差(まなざ)しで見ているのか、その過程を丹念に追ったのが本書だ。 明治元年(1868年)の神仏分離令を契機とした廃仏毀釈の嵐は、寺院や仏像に巨大なダメージを与えた。そこからの復興の道筋として、寺院の什宝(じゅうほう)を「文化財」と見なし、国が保護するという形がで 仏像と日本人 碧海寿広著
入江泰吉記念写真賞、奈良市で授賞式 3月26日 奈良市出身の写真家、入江泰吉氏を顕彰する「入江泰吉記念写真賞」(特別協力・日本経済新聞社)の授賞式が26日、同市内で行われた。大賞にあたる記念写真賞を受賞した群馬県在住の田淵三菜さん(27)は「森で生活し、森の宝物を拾い集めた作品。たくさんの人と共感したい」と話した。 受賞作は100枚組み「into the forest」。田淵さんに賞状と 入江泰吉記念写真賞、奈良市で授賞式
入江泰吉写真賞、大賞に田淵さん 2月7日 奈良市出身の写真家、入江泰吉氏を顕彰する「入江泰吉記念写真賞」(特別協力・日本経済新聞社)の受賞作品が決まった。大賞にあたる記念写真賞には群馬県在住の写真家、田淵三菜さん(27)の100枚組み「into the forest」が101人の応募者の中から選ばれ 入江泰吉写真賞、大賞に田淵さん