株、人権でも「選別」の芽 良品計画・ファストリに逆風 スクランブル コラム 株式 4月16日 株式市場でESG(環境・社会・企業統治)を巡る投資家の目線が厳しくなってきた。中国・新疆ウイグル自治区の人権問題への対応が不十分とみなされる良品計画などの株価は上値が重く、軍による人権侵害が指摘されるミャンマーで事業を展開するキリンホールディングスも軟調だ。企業は「E(環境)」に加えて「S(社会)」への対応も重要になっている。 生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画が14日発表した2020年9 株、人権でも「選別」の芽 良品計画・ファストリに逆風
レバレッジ解消は続くか 米ファンド問題「慢心」へ警告 スクランブル 株式 3月29日 配当権利落ちで実質2020年度の最終売買日となった29日、株式市場は前週末の米市場の混乱の余波に翻弄された。米投資会社の投げ売りが株価急落や大手証券会社の損失につながる見込みとなり、リスク回避の動きが優勢になった。昨年春のコロナ禍以降の上昇で過剰なリスクが市場に蓄積しているのではないか。高値に酔う市場がほころびへの警戒を強めている。 午後2時すぎ。前週末に比べ300円ほど高い水準で推移していた日 レバレッジ解消は続くか 米ファンド問題「慢心」へ警告
株、日銀「点検」結果では上がりにくく 市場関係者の見方 NQNスペシャル コラム 3月15日 日銀は18~19日に金融政策決定会合を開く。2020年12月の会合で、経済や物価への下押し圧力が長期化する見通しのもと、2%の物価安定目標を実現する観点から「より効果的で持続的な金融緩和を実施していくための点検を行う」と表明。今回の会合後に金融緩和政策の「点検」結果を公表する予定だ。市場では長期金利の許容変動幅や上場投資信託(ETF)の買い入れ方針の見直しなどへの関心が高いが、点検の結果では株式 株、日銀「点検」結果では上がりにくく 市場関係者の見方
下落でこそ動く 国内勢が株押し目買い スクランブル 株式 3月4日更新 4日の東京株式市場では海外投資家の売りが膨らんだが、出遅れていた国内投資家にとっては押し目買いの好機になったようだ。昨秋からの上昇の波に乗りきれず、このところ株価指数が下げる場面では積極的に買い出動している。新型コロナウイルスが収束した後に経済活動が活発になるとみている。 「もちろん買っています」。4日午前、国内運用会社のある中小型株ファンドマネジャーの声に、下げ相場への緊張感はなかった。 政府 下落でこそ動く 国内勢が株押し目買い
続くか「月前半高・後半安」 金利上昇、株優位揺さぶる スクランブル 株式 2月26日 2月の最終売買日となった26日の日経平均株価は1202円安と急落した。米金利の急上昇に慌てた売りと、月末の持ち高調整(リバランス)が重なり下げ幅が大きくなった。「コロナ相場」を振り返ると、月前半上昇、月後半下落が続いている。金利上昇で株の魅力が薄れる中、3月上旬はセオリー通り反発するのかに注目が集まる。 「グローバルマクロ系ヘッジファンドがリスクを落とすためにまず朝方に売り、そこにロングオンリー 続くか「月前半高・後半安」 金利上昇、株優位揺さぶる
日銀、ETF買い見送り 点検前に「柔軟姿勢」?株高で NQNスペシャル コラム 2月18日 18日の東京株式市場で日銀は上場投資信託(ETF)の買い入れを見送った。日銀は物価安定目標の達成に時間がかかるのを見越し、金融政策を点検して3月に開く金融政策決定会合で結果を公表する予定だ。ETFの購入枠の運用も見直すとみられるが、市場では「より柔軟な購入姿勢に改めるとのサインを先行して発した」との見方もある。 同日の前場の東証株価指数(TOPIX)の騰落率は前日比0.54%安だった。市場ではT 日銀、ETF買い見送り 点検前に「柔軟姿勢」?株高で
金融株選好、日米でじわり 米長期金利の上昇にらむ 2月4日 日米の株式市場の一部で金利上昇と経済正常化を見すえて銘柄を選別する動きがみられる。低金利を背景に買われてきたハイテク株を売り、金融株など株価評価の低かった割安株に資金を振り向ける動きだ。米国の金融市場を中心に財政出動や景気回復の観測から長期金利に上昇圧力がかかっているのが背景だ。 米株式市場では3日、銀行大手ウェルズ・ファーゴなど金利上昇が業績の追い風となる金融株が上昇。半導体製造装置アプライド 金融株選好、日米でじわり 米長期金利の上昇にらむ
レディット共闘 枯らしちゃいけない「僕たちの投資」 日経ヴェリタス 株式投資 小栗 太 編集委員 増やす 2月4日 「世界的な株価上昇機運に冷や水を浴びせた」。SNS(交流サイト)の掲示板「レディット」で連携した個人の投機的取引が米国株の急落を招いた問題。市場参加者からは不満の声が漏れるが、視点を変えれば、個人、とくに若者の関心を株式市場に引き寄せる効果もあったのではないか。 株式の長期積み立て投資の大切さを説いてきたコモンズ投信の伊井哲朗社長は「株式市場には多様性が求められる」と指摘。市場活性化には長期投資 レディット共闘 枯らしちゃいけない「僕たちの投資」
米市場の混乱に身構え 国内勢、持ち高を縮小 スクランブル コラム 株式 1月29日 29日の東京株式市場で日経平均株価は連日で大きく下落した。前日まで9日連続で上昇と下落を繰り返してきたが様相が変わりつつある。高値警戒感を抱いていた投資家が、米国の市場混乱をきっかけに持ち高を減らす動きがみられる。押し目買いの意欲はあるものの、買い向かう勇気はないというのがいまの投資家心理だ。 日経平均は連日400円以上下落し、終値で1月7日以来となる2万8000円台を割り込んだ。東証1部の値 米市場の混乱に身構え 国内勢、持ち高を縮小
想定以上の株高 今こそ目利き運用、光る銘柄こう選ぶ 日経ヴェリタス 株式投資 日経ヴェリタスセレクト 増やす コラム 1月25日更新 「年初からこんなに上がるなんて。今の相場はどうにも違和感がある」。証券会社のセールストレーダーの元に、機関投資家から悲鳴のような声が舞い込む。ここ数年、1~3月の日経平均株価は前年とは逆の値動きになってきた。経験則に沿えば、今年の年初は下げ相場になるはず。そう見込んでいた投資家の多くが「急激な株高に取り残された感覚を持っている」(クレディ・スイス証券の石川真理子氏)。 日経ヴェリタスが昨年末に実 想定以上の株高 今こそ目利き運用、光る銘柄こう選ぶ