北京五輪参加を巡る動きをThink! 為末大さんらミニ解説 4月10日 日経電子版「Think!」は、各界のエキスパートが注目ニュースにひとこと解説を加える機能です。4月2~9日の記事では、元陸上選手の為末大さんが「北京冬季五輪への参加を巡る米国の動向」について、五輪出場経験者ならではの投稿を寄せました。このほか「ウイグル人権問題」「東芝に買収提案」といったテーマの記事に投稿が集まりました。(投稿の引用部分はエキスパートの原文のままです) 「北京五輪参加を巡る米国の 北京五輪参加を巡る動きをThink! 為末大さんらミニ解説
日本の接待規制、国際標準に遅れ 米欧は透明化徹底 Think! 北米 ヨーロッパ 3月17日更新 総務省幹部の接待問題では、官僚と民間企業の不正な接触を防ぐルールの形骸化を浮き彫りにした。官民の不透明な接待などに甘い現状を放置すれば、グローバルな展開をめざす日本企業にとっても負の影響をもたらしかねない。日本でも国際標準の官民接触ルールの透明化が急務となっている。 国家公務員倫理規程では利害関係者からの金銭やモノの受け取りを禁止。割り勘の会食でも利害関係者が相手なら自己負担1万円超は事前の届け 日本の接待規制、国際標準に遅れ 米欧は透明化徹底
新たな国際秩序 日本が関与を 日米中関係巡りシンポ 関西 兵庫 3月4日 日本経済新聞社と兵庫県立大学は4日、日米中関係に関する国際シンポジウムをオンラインで開催した。基調講演で米コロンビア大のジェラルド・カーティス名誉教授は多国間主義を掲げる米バイデン政権が発足しても「世界のパワーバランスが変化し、米国が圧倒的優位だった時代には戻れない。対中政策をはじめ同盟国との政策調整は簡単でなくなる」と指摘。その上で日本に対し「バイデン政権に日本の考え方を積極的に伝え、影響を与 新たな国際秩序 日本が関与を 日米中関係巡りシンポ
組織委会長選び「政治から中立を」「候補不在が問題」 Tokyoオリパラ 東京ムーブメント 政治 2月17日 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長の辞任を表明した森喜朗氏の後任選びが始まった。開催実現に向け、政府とのパイプや国際オリンピック委員会(IOC)などとの交渉力が重要になる。現職国会議員の名も挙がるが、政治家が後任にふさわしいか是非を聞いた。 ■舛本直文・東京都立大・武蔵野大客員教授「五輪団体は政治から中立を」 森喜朗氏の後任会長に現職の政治家が就くのは組織委のオートノミー(自律性)という 組織委会長選び「政治から中立を」「候補不在が問題」
中林美恵子さんらとThink! ニュースが分かるミニ解説 1月30日 日経電子版「Think!」は、各界のエキスパートが注目ニュースにひとこと解説を投稿する機能です。ニュースを複眼的により深く考える機会を読者のみなさんに提供しています。1月25~29日のニュースでは「アメリカの脱炭素政策」「乱高下する米国株」「音声SNS『クラブハウス』」――といったテーマの記事に投稿が寄せられました。土日にニュースの振り返りを助けるミニ解説をピックアップしてお届けします。(投稿の 中林美恵子さんらとThink! ニュースが分かるミニ解説
日米外交、ボトムアップへ回帰 オバマ時代の知日派基盤 米大統領選 北米 政治 1月20日 米国で民主党のバイデン前副大統領が20日、第46代大統領に就任する。外交や安全保障を担う幹部にオバマ政権を支えたスタッフを多く起用した。日米の外交は首脳会談で方針を決するトップダウン型から事務レベルや担当閣僚が議論を積み上げるボトムアップ型に回帰する。 茂木敏充外相はバイデン新政権の顔ぶれについて「これまで政権内で具体的に仕事をしてきた方が多い。日本政府との関係が深い方々が含まれている」と語る。 日米外交、ボトムアップへ回帰 オバマ時代の知日派基盤
Think! が照らすニュースの先 専門家の投稿をまとめ読み 12月30日 日経電子版の記事についているThink! の表示にお気づきですか? マークのついた記事には、各界のエキスパートがニュースの背景やポイントを解説しています。12月に専門家が寄せた投稿から、2021年のヒントを探ります。 ウイルスの種が変異するとは 20年を揺るがした新型コロナウイルスの感染拡大は12月、英国で変異種が発見されて新局面を迎えました。変異種は従来のウイルスより70%ほど感染力が高いとされ Think! が照らすニュースの先 専門家の投稿をまとめ読み
日米、機密共有で中国包囲 米知日派が協力促す報告書 米中衝突 北米 中国・台湾 政治 12月8日 米国のアーミテージ元国務副長官ら超党派の有識者グループは7日、日米同盟の強化に向けた報告書をまとめた。中国への包囲網を強化する一環で、日米両国に台湾への支援や機密情報の共有といった協力を促した。かつて目立った対日圧力の色彩は薄まり、中国への懸念を鮮明にした。 報告書はアーミテージ氏やナイ元国防次官補ら知日派が2000年に初めて作成し、今回は5回目となる。大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン 日米、機密共有で中国包囲 米知日派が協力促す報告書
「バイデン人脈」構築急ぐ 政府、ケネディ元大使ら通じ 米大統領選 北米 政治 11月11日更新 政府は米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選を確実にしたのを受け、新政権を念頭に関係構築を急ぐ。オバマ政権時に駐日米大使だったキャロライン・ケネディ氏ら民主党人脈に期待を寄せる。外交の主導権がホワイトハウスから国務省に戻るとみて事務レベルの意思疎通も活発にする。 菅義偉首相は近くバイデン氏に電話で祝意を伝える。2021年1月にバイデン氏が正式就任した後の2月の訪米も打診する。 首相は官 「バイデン人脈」構築急ぐ 政府、ケネディ元大使ら通じ
米の分断深めた議会政治の変質 中林美恵子氏 パクスなき世界 11月2日 米大統領選を3日に控えた米国では世論の分断が進み、政府債務も過去最大に拡大した。米議会に詳しい早大の中林美恵子教授に背景や将来の財政への影響などを聞いた。 ――なぜ米国の分断が深まったのでしょう。 「1990年代にさかのぼる議会政治の変質に注目している。共和・民主両党が定数100の議席を分けあう米上院には、予算審議を進めるには60票の賛成を必要とする伝統的な院内ルールがあった。予算という重要問題 米の分断深めた議会政治の変質 中林美恵子氏