ロッテ・佐々木朗希、実戦初登板にみえた「自制」の才 勝負はこれから プロ野球 3月16日 ベールを脱いだ、というにはまだ早い。ロッテ・佐々木朗希(19)は12日、待ちに待ったプロ2年目での実戦初登板で、1回を三者凡退とした。直球主体の12球からみえたのはその才能の全体からすれば、氷山の一角。「底知れなさ」が印象に残る登板となった。 実戦のマウンドに上がるのは1、2軍を通じて初めて。衆目の関心を呼ぶ中でのお披露目に、前日から「緊張している」と話していたが、本番では緊張のかけらもみえなか ロッテ・佐々木朗希、実戦初登板にみえた「自制」の才
4番は最強打者の勲章 今季、各チームで活躍 ネット裏から 9月13日 監督だったときの野村克也さんが、打順についてよく言っていた。「4番打者が決まれば問題ない。4番は木でいえば幹。あとはそれに枝葉をつけるだけだ」。2番に最強打者を置く新しい用兵もみられるが、ほとんどの監督は今もチームの最強打者を4番に据えている。だが、その打者がそれらしく働かないと打線は機能しない。程度の差はあるが、今季のプロ野球ではほとんどの4番打者がそれなりに活躍している。 セ・リーグでは巨人 4番は最強打者の勲章 今季、各チームで活躍
根尾、1軍キャンプで奮闘 正捕手争いも激戦 中日 2月19日 鳴り物入りで入団した根尾昂。昨季の1軍出場は2試合で0安打に終わった。2年目の今季は1軍キャンプで奮闘を続けている。球場を後にするのは大抵最後。プロの球威と鋭い変化球に対応しきれていない打撃はもちろん、守備も修業中だ。 シートノックでも練習試合でも遊撃に入ったり、中堅に回ったり。「負担ではない。やれることを全部やれているんで、今後へのプラスしかない」と語るが、では1軍レギュラーで、となるとまだ力 根尾、1軍キャンプで奮闘 正捕手争いも激戦 中日
阪神、「育てながら勝つ」 4番大山の成長期待 インサイド/アウトサイド 7月15日 阪神はオールスターまでの前半戦を終え、39勝41敗4引き分けで借金2の2位タイ。この成績をふがいないとみるか、悪くないとみるかは判断が分かれるところだが、12球団トップの防御率3.40で踏ん張る投手陣の健闘はたたえていい。最下位に沈んだ昨季と同様、今季も打線の得点力不足という課題を抱えながら、「育てながら勝つ」というテーマは継続中。就任1年目の矢野燿大監督の口からは、選手の成長を促す言葉があふれ 阪神、「育てながら勝つ」 4番大山の成長期待
くすぶる選手にチャンス 駆け込み移籍で開花期待 篠山 正幸 勝負はこれから 7月9日 くすぶっていた選手が、環境が変わった途端にブレークする、というのがトレードの面白さだ。広島から楽天に移籍した下水流昂(しもずる・こう)は早速、持ち前の打棒を発揮し始めている。7月いっぱいのトレード期限を前に激しくなってきた"駆け込み補強"から、ペナントレースを左右するような存在が出てこないとも限らない。 下水流は楽天・三好匠(たくみ)との交換で、東北の地に赴いた。だれもが認める打力を持ちながら、 くすぶる選手にチャンス 駆け込み移籍で開花期待
中日ビシエド、セ最多に並ぶ月間46安打 日本記録へあと2 8月30日 中日のダヤン・ビシエド内野手(29)が30日、横浜スタジアムで行われたDeNA23回戦で3安打を放ち、月間安打数を46として2013年8月に当時巨人の村田修一がマークしたセ・リーグ記録に並んだ。 29日まで43 中日ビシエド、セ最多に並ぶ月間46安打 日本記録へあと2
2軍生活にも光明あり 頂上めざし王道歩め (田尾安志) 球場が呼んでいる(田尾安志) 5月21日 売り出し中の若手を見るのは楽しい。今の阪神でいえば北條史也や糸原健斗、ここに来て中谷将大も活躍が目立ってきた。阪神の2軍拠点の鳴尾浜で初めて中谷を見たときは「1軍でやっていくのは難しいのでは」と思ったものだが、今の動きは見違えるほど。山の頂上が見えずにもがき苦しんだ2軍生活を経て1軍に上がり、大観衆の前に立った瞬間、一気に頂上が見えて生気がみなぎることがあるが、今の中谷もそんな境地なのではないか 2軍生活にも光明あり 頂上めざし王道歩め